BBSのRGシリーズは軽量性と美しいフィニッシュで人気のアルミホイールです。そんな高品質ホイールでもガリ傷は避けられず、DIY修理を試みる方も少なくありません。中でもタッチアップペン選びは色合わせの難易度が高く、正しい選択が仕上がりを大きく左右します。
BBS RGホイールの純正カラーの特徴
BBS RGホイールには数種のカラーバリエーションがありますが、主に「ダイヤモンドシルバー」「ブリリアントシルバー」「ハイパーシルバー」といった高級感のある光沢系カラーが多いのが特徴です。
とくに人気のあるダイヤモンドシルバーは、細かいメタリック粒子が混ざった青味のあるシルバーで、通常のシルバー塗料ではなかなか再現できません。
ダッチペンカラーで一番近い色は?
市販されているダッチペンカラーの中で、BBS RGの純正シルバーに最も近いとされるのが「T-26 スパークシルバー」です。
ただし、BBSホイールの仕上がりは下地やクリアコートによっても印象が変わるため、完全一致を求めるのは難しい場合もあります。まずはタッチアップ前にホイールの裏面や目立たない部分で試し塗りするのがおすすめです。
色合わせを成功させる補修手順
DIYでの補修では、以下のステップで作業すると色ムラや段差を抑えられます。
- ペーパーで傷周辺を均す(800~1500番程度)
- サフェーサーで下地処理し、完全乾燥
- ダッチペンで軽く数回に分けて塗装
- 必要に応じてクリアで保護コート
- 乾燥後に2000番ペーパー+コンパウンドで仕上げ
下地とクリアの有無によって仕上がりは大きく変わるため、全体の工程を丁寧に行うことが重要です。
他に検討できる近似カラー
スパークシルバー以外にも、以下のカラーが比較的近いと評価されています。
- T-31 メタリックシルバー:少し明るめで汎用性が高い
- T-39 ガンメタリック:ブロンズ系が混じるRG限定カラー向き
- Holts ダークシルバー:深みのある色調が合うモデルも
どれも完全一致とはいきませんが、BBSホイールの光沢感や金属感を再現したい場合はスプレータイプよりタッチアップペンを細かく塗る方が自然に仕上がることもあります。
補修後の仕上がりに満足できないときは?
自分で補修しても色やツヤに違和感が残る場合は、ホイールリペア専門業者に依頼する方法もあります。費用は1本あたり1万〜2万円前後ですが、塗装・削り出し・クリア仕上げなど本格的な修復が可能です。
BBSのような高価なホイールでは価値を損なわないためにも、予算に応じて検討しましょう。
まとめ:BBS RGのDIY補修は色選びがカギ
BBS RGホイールの補修では、ダッチペンのT-26 スパークシルバーが最も近い色とされています。ただし、下地や光の反射で印象は変わるため、目立たない箇所でテスト塗りをして調整するのが成功のポイントです。
DIYに不安がある場合は、プロのリペアサービスを活用して安心・高品質な仕上がりを目指すのも一つの選択肢です。
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