トヨタ80系ハリアーのリア周りをドレスアップする中で、テールランプを交換してウィンカー位置を変えたいと考えるオーナーは少なくありません。しかし「車検に通るのか?」「点滅方式はどうすれば良い?」といった不安もつきまとうのが現実です。この記事では、実際の事例や注意点を交えながら、合法的かつ安全にカスタムを進めるためのポイントを解説します。
テールランプの社外品は車検対応かを必ず確認
Amazonや楽天で販売されているテールランプの中には「車検対応」と明記された製品と、そうでないものがあります。購入前には、保安基準適合品かどうか、EマークやJISマークの有無を確認しましょう。
とくに光量や照射角、発光色が基準を満たしていない場合、どんなに見た目が良くても車検には通りません。
リアウィンカーの位置を変更する際のルール
純正ではバンパーにあるリアウィンカーを、テールランプユニットに組み込まれているタイプに変更したい場合、「後部方向指示器の取り付け高さ・視認性」に注意が必要です。
国土交通省の定める保安基準では、後部方向指示器は高さ250〜1500mmの範囲に取り付け、15m離れて視認できることが求められます。
シーケンシャルウィンカーと通常点滅の違い
近年では流れるウィンカー(シーケンシャル)が主流になっていますが、「通常点滅」でも保安基準を満たしていれば問題ありません。むしろ車検場では、シーケンシャルの点灯方式により基準外とされるケースもあります。
したがって「通常点滅タイプを選びたい」という方は、車検適合性の面でも理にかなっています。
実際にテールランプを交換し車検に通した事例
80ハリアーのオーナーの中には、「Valenti」「LUXEST」「REVIER」といった有名メーカーのテールランプに交換し、無事に車検を通過したという例が多数あります。
例えば「Valenti JEWEL LED TAIL LAMP」は車検対応品として設計されており、通常点滅設定も可能です。使用者からは「陸運支局でも指摘なし」「光量も十分」といった声が多くあります。
取付作業時の注意点とDIYの可否
テールランプの交換自体は比較的シンプルですが、カプラーの配線やリレー設定に注意が必要です。特にリアウィンカーの移設に伴うハーネス延長や純正配線の分岐には慎重さが求められます。
自信がない場合は、ディーラーや整備工場に相談して取り付けを依頼するのが安心です。車検非対応になるリスクを減らせるほか、保証面でもメリットがあります。
まとめ:合法カスタムで愛車を引き立てよう
80ハリアーのテールランプ交換によるリアウィンカー移設は、デザイン性と利便性を兼ね備えた魅力的なカスタムです。しかし、車検対応品の選定と取付位置の確認が必須であることを忘れてはいけません。
見た目だけでなく、安全性と法令遵守も重視しつつ、自分だけのハリアーを楽しみましょう。迷ったときは専門業者や車検実績のある製品レビューを参考にするのがおすすめです。
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