夜中に車のバッテリーが上がってしまった…そんな状況に備えて、大学の駐車場に止めている車でも JAF に加入しておいて大丈夫か、大学側・JAF側どちらに心配があるのか、加入条件からサービス対象まで整理しておきましょう。
JAFの会員種類と加入条件
JAFには個人会員・家族会員・法人会員という会員種別があります。個人会員では「本人名義での加入」が前提で、会員カード1枚で車両ナンバーを登録する必要はありません。[参照]
つまり、大学や会社で車を使っていたとしても「個人名義で加入」でき、車の所有者登録の必須条件ではないため、大学駐車場に止めている自分の車でも加入自体に大きな障害はありません。
大学の駐車場という環境下で気をつけるべきポイント
大学の駐車場に車を止めている状況では、次のような点を確認しておくと安心です。
- 駐車許可・契約が大学側と交わされているか:長期駐車・深夜駐車が可能か。
- 車の使用者が本人名義か、大学名義か:名義・契約内容によりトラブル時の対応が変わる可能性あり。
- JAFサービス利用時の場所(駐車場のアクセス・入庫・施工可能か)をあらかじめ把握しておく。
実際、夜間に大学構内駐車場でバッテリー上がりになった際、会員カードを提示すればJAFのロードサービスは対応する、という報告もあります。[参照]
JAFのロードサービス対象と“使える車”の範囲
JAFの公式案内によれば、個人会員の場合、マイカー・レンタカー・会社車両・バイクなど、“その会員本人が乗っている車”が対象となり、車両登録の有無は問いません。[参照]
夜中にバッテリーが上がった場合でも、路上・駐車場(公道・私有地どちらも)での対応実績がありますので、大学の駐車場であってもサービス対象となる可能性が高いです。ただし、深夜・構内アクセス・入庫規制などの状況によって出動に条件が付くケースもあるため、事前に「サービス対象の駐車場か」を確認しておくと安心です。
加入する際に安心できるチェックリスト
大学の車でJAFに加入する際、次の項目を確認すると安心です。
- 会員カード名義:学生本人の名義で申し込むか、家族会員として加入しているか。
- 利用可能な車両範囲:学生が使用している車が個人名義か学校(大学)名義か、レンタル車かを確認。
- 駐車場所の規制:夜間駐車許可・構内出動条件など大学の駐車場ルールを確認しておく。
具体例として、「夜22時以降は構内ゲートがロックされ、格納庫扱いになるためJAF車両のアクセスが困難だった」というケースもあります。こうした場合、「JAF呼んだが到着できず自走で帰った」という事例も報告されています。
まとめ
大学の駐車場に車を止めていたとしても、JAFの個人会員として加入することに大きな制約はなく、夜中のバッテリー上がり対応にも基本的にサービス対象となります。
ただし、大学駐車場の入出庫ルール・夜間のアクセス可否・車両の名義・会員カードの名義など、いくつか“現場の条件”を確認しておくことで、いざという時に安心してロードサービスを受けられるようになります。


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