ホンダ PCX125(JF28)走行3万キロ・事故歴なし・フルカスタム車の買取相場と交渉ポイント

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旧モデルの PCX125(型式 JF28)を「走行3万キロ」「事故歴なし」「きれいな状態」「フルカスタム仕様」という条件で売ろうと考えた場合、どのくらいが妥当な買取額なのかを、最新の相場データやカスタムの影響を踏まえて整理します。

JF28型 PCX125 買取相場の基本データ

複数の買取相場情報サイトでは、JF28型(2010〜12年式)PCX125の買取価格の目安として約10 万円前後が平均とされています。([参照](https://www.bike-passion.net/market/honda/125cc/pcx125-all-model.htm))

例えば買取事例では「平均13.3万円」「最高17.4万円」「最低9.8万円」というデータもあります。([参照](https://www.bike-passion.net/kaitori-pcx125-jf28-2010.htm))

走行3万キロ・フルカスタムという条件のプラス・マイナス要素

まずプラス要素としては「事故歴なし」「きれいな状態」「フルカスタム仕様」が挙げられ、この3点は査定時に好材料となります。カスタム内容がしっかりしたものであれば、“希少価値”+“付加価値”としてプラスに働く可能性があります。

一方でマイナス要素や注意点としては、以下が挙げられます:
・モデルがかなり旧型(2010〜12年)であり“経年劣化”や市場流通量の増大による価格低下がある。
・走行距離3万キロは一般的には中~多めの範囲であり、特に旧型では評価が低めになる可能性。
・カスタム内容が「好みに左右される」ため、純正状態を好む業者・買い手ではマイナス評価になることも。

実例から見た交渉可能な範囲と期待値

実相場を踏まえると、JF28型・走行3万キロ・事故歴なしという場合、標準的な査定額としては10万円前後という数字が基準と言えます。

カスタム仕様を考慮し「状態が極めて良好」「カスタムが市場評価の高い仕様(例:社外車体パーツ・希少カラー・メンテ整備履歴完備)」であれば、15〜20万円程度まで伸びる可能性があります。ただし「30万円を超える」ような高額査定は、かなり例外的です。

交渉時に押さえておくべきチェックポイント

売却時に査定額を引き上げるため、以下の点を整理しておきましょう。

  • メンテナンス履歴・整備記録があるか。特に旧型では劣化部品が交換済みという証明が評価を高めます。
  • カスタムの“取引市場での評価”を調査。希少パーツ・純正マッチングの範囲かどうかが重要です。
  • タイヤ・バッテリー・外装の状態。走行距離3万キロでも、これら消耗品が交換済みかで印象が変わります。
  • 複数の買取業者または専門店で査定を取り、“比較”することで適正価格が見えてきます。

まとめ

走行3万キロ・事故歴なし・フルカスタム仕様のPCX125 JF28型を売却する場合、買取相場は約10万円前後が基本ラインです。ただし、カスタム仕様・メンテナンス状況が非常に良好であれば15〜20万円程度まで見込める可能性があります。売却前には「状態・カスタム内容・整備履歴」を整理し、査定前に準備しておくことで、納得できる価格交渉に臨むことができます。

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