日産ノート現行型はすべてe-POWER?2020年以降のモデル構成と選び方を解説

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コンパクトカーとして人気の高い日産ノート。2020年12月にフルモデルチェンジされた現行型からは、先進的な電動パワートレイン「e-POWER」が注目を集めています。では、現行型ノートは本当にすべてe-POWER仕様なのでしょうか?本記事ではその疑問を解き明かしながら、e-POWERの仕組みや選ぶ際のポイントも紹介していきます。

現行型ノート(E13型)はすべてe-POWER搭載車

2020年12月に発売されたノート(E13型)は、すべてe-POWER仕様としてラインナップされています。つまり、現行型ノートにはガソリン車(内燃機関車)は存在しません

e-POWERは、エンジンを発電用に使い、モーターで走行するシリーズハイブリッド方式であり、従来のガソリン車やストロングハイブリッド車とは異なる独自の走行フィーリングを持ちます。

先代までとの違い:E13型とE12型の比較

ノートの前モデルであるE12型には、ガソリン車・e-POWER車の両方が存在していました。しかし、フルモデルチェンジ後のE13型では方針が変更され、完全にe-POWERに統一されました。

例えば、2016年〜2020年までのE12型では、1.2LのガソリンモデルやS、Xグレードなどが存在しており、価格や用途に応じた選択が可能でしたが、現行モデルではe-POWER専用である点が最大の違いです。

e-POWERの仕組みとメリット・デメリット

e-POWERは、エンジンで発電した電力を使ってモーターを駆動させる構造になっており、実際の駆動はすべてモーターで行われます。これにより、EVに近い静かでスムーズな加速が可能となります。

一方で、電気で動くが外部充電ができないという仕様のため、あくまでガソリンを使って発電する点には注意が必要です。また、短距離メインの人にとっては燃費面で恩恵を感じにくいケースもあります。

ノートオーラや4WDモデルもすべてe-POWER

現行ノートの派生モデルとして注目されるのが、ノートオーラノートオーテックなどの上位グレードですが、これらもすべてe-POWERが標準搭載です。さらに、寒冷地に適したe-POWER 4WDモデルもラインナップされており、幅広いニーズに応える展開になっています。

例えば、e-POWER 4WDは前後にモーターを搭載し、路面状況に応じた安定した走行性能を実現している点が特徴です。

今後ガソリン車の復活はあるのか?

現時点では、日産がノートにガソリン車を復活させる計画は発表されていません。今後のCO2排出削減や電動化推進の流れを考えると、ノートに関してはe-POWER専用モデルが基本路線になると考えられます。

日産は2030年までに主要市場でのEV・電動車比率を大幅に高める戦略を掲げており、今後もガソリン車の比率は徐々に下がっていくでしょう。

まとめ:現行型ノートはe-POWER専用車種として展開

2020年12月以降に発売された日産ノート(E13型)は、すべてe-POWER仕様です。ガソリン車やディーゼル車は存在せず、電動化に特化した先進モデルとして展開されています。

e-POWER独自の静かで力強い走行性能を活かしたい方には特におすすめのモデルです。今後もこの路線が続く可能性が高いため、購入を検討する際はe-POWERの特徴をしっかり理解しておきましょう。

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