通勤用に選ぶならアルトかミライースか?燃費・走行性能・維持費を徹底比較

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毎日の通勤で片道20km以上を走る場合、燃費や快適性、維持費は重要な判断材料になります。今回は、スズキのアルトとダイハツのミライースという代表的な軽自動車を比較し、どちらが通勤用途に適しているかを検討していきます。

通勤で重視すべきは燃費とコスト

燃費性能が優れていれば、ガソリン代を抑えられます。アルトとミライースのカタログ燃費(WLTCモード)は、アルトが25.8〜27.7km/L、ミライースが25.0〜27.4km/Lと非常に接近しています。

ただし、実燃費では「リッター20km前後」が現実的とされ、走行環境や運転方法によって変動します。今回のように15km/L計算で燃料費を出す場合、月間走行距離が40km×22日=880kmなら、約58.7Lの消費=ガソリン価格180円/Lとして月約10,570円となります。

アルトの特徴:新世代プラットフォームで軽快な走り

現行アルト(9代目)は2021年にモデルチェンジし、新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を採用。これにより車体剛性が高まり、乗り心地や操舵性も向上しました。

また、アルトは標準でマイルドハイブリッドを搭載しているため、発進時や加速時のアシストがあり、燃費性能と静粛性にも貢献しています。

ミライースの特徴:シンプルで価格に優れる実用モデル

ミライースはコストパフォーマンスに優れたモデルで、車両本体価格がアルトより安価な傾向にあります。また、装備がシンプルで故障リスクが低く、長期所有時の維持費も抑えやすいです。

運転感覚としてはアルトよりやや硬めの乗り味ですが、軽快な走りを求める方には十分満足できる性能です。

維持費と安全装備の違いにも注目

自動車税・車検費用・保険料などの基本的な維持費は両者で大きく変わりませんが、安全装備ではアルトに分があります。特に自動ブレーキや踏み間違い防止装置は標準装備グレードが多く、安心感が高いです。

一方で、ミライースも「スマートアシストIII」を搭載することで先進安全性能を確保しており、上級グレードでは互角と言えるでしょう。

総合的に見ると、どちらがおすすめか?

毎日の通勤で快適性と燃費を重視するならアルトがおすすめです。特にe-Assist搭載モデルは走りが滑らかで長時間運転にも向いています。

一方、コスト重視で購入価格を抑えたい方や、運転に慣れていて最小限の機能で十分という方にはミライースが合っています。実用性を求める方に支持されています。

まとめ:通勤用途ではアルトがやや優勢、だが目的次第でミライースも有力

アルトは走行性能、安全性、燃費のバランスが良く、長距離通勤にも快適。ミライースは価格重視の選択肢として強みがあります。ガソリン代や維持費だけでなく、装備や乗り心地、今後の使い方も踏まえて、最適な1台を選びましょう。

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