バイクの給油タイミングはどこがベスト?メーター表示別に見るライダーの判断基準

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バイクに乗っていると避けて通れないのが「給油のタイミング」。特に遠出やツーリング時には、どのタイミングで給油するかがライディングの快適さや安全性に直結します。今回は、バイク乗りたちがどのメーター表示で給油しているのか、またおすすめのタイミングや注意点について詳しく解説していきます。

多くのライダーは給油メーターのどの段階で入れている?

実際のライダーの声やアンケート調査によると、燃料計が1/4を切ったあたりで給油する人が最も多い傾向にあります。理由は、燃料切れによる立ち往生や、ガソリンスタンドが近くにない状況を避けるためです。

例えば、街乗り中心の125ccスクーターに乗るライダーAさんは、「燃料計が1/3以下になったら迷わず入れる」と語っています。一方で、燃費が良い大型ツアラーに乗るBさんは「警告灯が点灯するまでは走るけど、点いたら即給油」と話します。

燃料警告灯点灯=限界ではないが余裕は少ない

多くのバイクには燃料警告灯があり、点灯するとおおよそ残り3〜5L程度のガソリンしか残っていないことを示します。これは車種によって異なるため、取扱説明書で事前に確認しておくと安心です。

例えば、ホンダのCB400SFでは警告灯点灯後の走行可能距離はおよそ50km前後。燃費にバラつきがある場合や、上り坂・渋滞など条件が悪いとさらに短くなる可能性があるため、警告灯が点いたら「猶予は少ない」と考えた方が無難です。

給油タイミングの判断材料:メーター以外にも注目

メーター表示だけでなく、走行距離計(トリップメーター)を活用しているライダーも多くいます。特に旧車やアナログメーター車の場合、給油の都度トリップをリセットし、航続距離を基準に給油タイミングを測っています。

たとえば、「このバイクは満タンで300kmくらい走れるから、250km超えたら意識する」といったスタイルです。燃費が安定していればかなり有効な手段です。

ツーリング中は早めの給油が鉄則

都市部とは異なり、ツーリング先ではガソリンスタンドの間隔が広いことも珍しくありません。そのため、1/2タンクを切ったあたりでスタンドがあれば給油するのが安心です。

特に山間部や地方では、営業時間が限られていたり、定休日にあたるとスタンド難民になるリスクもあるため、給油できるタイミングで入れる「予防給油」が基本です。

気温や状況によっても給油タイミングは変わる

寒冷地や渋滞路では燃費が大きく悪化するため、いつもより早めの給油を心がけると安心です。また、タンデムや積載が多いと燃費が落ちるため、通常よりも早めのタイミングでガソリンを入れておくとトラブルを回避できます。

実際、冬場のツーリングでガス欠に見舞われたライダーの中には、「夏と同じ感覚で走ったら想定より早く警告灯が点いた」というケースもありました。

まとめ:給油は1/4〜警告灯点灯直前が目安、状況に応じて柔軟に

バイクの給油タイミングは、メーターで1/4以下や警告灯が点灯するあたりを目安にするのが一般的です。しかし、車種や使用状況、走行エリアによって最適なタイミングは異なります。

走行距離・燃費・地理条件などを総合的に判断し、常に「余裕をもって給油」することが快適で安全なライディングの基本です。

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