エアロパーツ購入時の「未塗装」とは?塗装・取り付けの流れとDIYと業者依頼の違いを徹底解説

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ネットで車のエアロパーツを購入するとき、「未塗装」という表記を見て「このまま装着できるの?」「車体と同じ色にするにはどうすればいいの?」と疑問に思う方は少なくありません。この記事では、未塗装エアロの扱い方、塗装の手順、DIYと業者依頼のメリット・デメリットまで、初めてでも分かりやすく解説します。

「未塗装エアロ」とは何か?

未塗装とは、表面処理がされていない状態で販売されるエアロパーツのことです。多くはグレーや黒の素地(ABS、FRPなど)で届き、そのままでは見た目にも質感が異なり、劣化しやすいため、基本的には塗装が必要になります。

車体色と同じにしたい場合や、質感を揃えたい場合は、塗装をしてから装着するのが基本です。塗装をせずに取り付けた場合、紫外線や雨による変色・割れの原因にもなります。

塗装方法は2パターン:DIY or 業者依頼

未塗装エアロの塗装には、次の2つの方法があります。

  • 自分で塗装(DIY):ホームセンターやネットでスプレー缶・プラサフ・クリアを購入し、屋外で塗装作業を行う方法。費用を抑えられる反面、仕上がりにムラやゴミが入りやすく、技術が求められます。
  • 塗装業者に依頼:板金塗装工場やカーショップに依頼して、車体と同じカラーコードで塗装してもらう方法。仕上がりが美しく、耐久性も高くなりますが、費用は1〜3万円以上かかることもあります。

車に長く乗る予定がある、仕上がりにこだわりたいという方は、プロに依頼するのがおすすめです。

取り付けのタイミングと塗装の順番

基本的には「塗装 → 乾燥 → 取り付け」の順番で進めるのが理想です。未塗装のまま取り付けると、後から外して塗るのが面倒になり、塗装精度も落ちます。

また、塗装には数日〜1週間かかることが多く、納期やスケジュールを確認しておくことが重要です。カー用品店や一部の通販ショップでは、「塗装済み」「塗装オプションあり」で販売されているケースもあるため、購入時によくチェックしましょう。

DIYで塗装する場合の手順と注意点

自分で塗装を行う場合、以下のステップが一般的です。

  1. 表面を脱脂・サンディング(600〜1000番のペーパー)
  2. プラサフ(下地塗装)を塗布し、乾燥
  3. ボディカラーのスプレーを数回に分けて塗装
  4. クリア塗装で仕上げ、数日乾燥
  5. 必要に応じてコンパウンドで磨く

失敗しやすいのは、気温や湿度の管理ができない場合や、スプレーの吹きムラが出るケース。風がある日や湿度が高い日は避けましょう。

実例:未塗装リップスポイラーを通販で購入したAさんのケース

Aさんはネットで未塗装のリップスポイラー(FRP)を購入。最初は自分で塗装しようとしましたが、曲面が多くムラになりやすかったため、板金屋に再塗装を依頼。

結果、車体と同じカラーコードで美しく仕上がり、「最初からプロに任せておけばよかった」と実感したとのこと。費用は塗装+取り付けで約25,000円でした。

まとめ:未塗装エアロは基本「塗ってから装着」が正解

ネット購入で「未塗装」と書かれているエアロパーツは、原則として塗装を行ってから装着するのが一般的です。DIYも可能ですが、仕上がりや耐久性を重視するなら塗装業者に依頼するのがおすすめです。

手間や費用も含めて、自分のスキルや希望する仕上がりに合わせて選択しましょう。車体との一体感を出した美しいエアロカスタムは、クルマへの愛着をより深めてくれるはずです。

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