車検証を紛失したり、破損した場合には再発行の手続きが必要です。しかし、再発行の手続きはどこの運輸支局でも行えるわけではありません。この記事では、車検証の再発行手続きにおける管轄地域の重要性とその理由について解説します。
車検証再発行はナンバープレートの管轄運輸支局で行う必要がある
車検証の再発行手続きは、原則としてナンバープレートに記載されている地域を管轄する運輸支局で行う必要があります。例えば、ナンバープレートが「北九州」の場合、その管轄である福岡運輸支局で手続きを行います。これは、車両登録情報が管轄の運輸支局に紐づいているためです。
引越し後もナンバープレートを変更していない場合の手続き
引越しをして居住地が変わった場合でも、ナンバープレートを変更していない場合は、元のナンバープレートの管轄運輸支局で手続きを行う必要があります。例えば、福岡県の「北九州」ナンバーの車両を所有していて、熊本県熊本市に引越した場合でも、車検証の再発行手続きは福岡運輸支局で行います。
ナンバープレートの変更手続きについて
引越しを機にナンバープレートの変更を希望する場合は、新しい居住地を管轄する運輸支局で手続きを行います。この際、車検証の住所変更とナンバープレートの変更を同時に行うことができます。ただし、必要な書類や手続きの詳細は事前に確認しておくことが重要です。
手続きに必要な書類と費用
車検証の再発行手続きには、以下の書類が必要です。
- 申請書（第3号様式）
- 理由書（紛失や破損の理由を記載）
- 手数料納付書（350円分の検査登録印紙を貼付）
- 本人確認書類（運転免許証など）
- 委任状（代理人が手続きする場合）
手数料は350円で、運輸支局の窓口で印紙を購入して納付書に貼付します。
まとめ
車検証の再発行手続きは、ナンバープレートに記載された地域を管轄する運輸支局で行う必要があります。引越し後もナンバープレートを変更していない場合は、元の管轄運輸支局で手続きを行います。手続きには必要な書類や費用があるため、事前に確認し、準備を整えてから手続きを行いましょう。
コメント