車のエンジンオイルがエンジン停止後どうなるか?オイルパンとオイルラインの役割を解説

車検、メンテナンス

車のエンジンオイルは、エンジンが停止した後にどうなるのか?エンジン停止後にオイルがどのように動き、どれくらいの量がオイルパンに落ちるのかについて詳しく解説します。また、オイルラインやオイルホースに残るオイルの量についても触れ、実際にオイルホースを外した場合の挙動について説明します。

エンジンオイルの動きとオイルパン

エンジンオイルは、エンジンが動いている間、エンジン内部を循環し、摩擦を減らしてエンジンを冷却しています。しかし、エンジンを停止すると、オイルはオイルパンに落ちます。このとき、オイルパンより高い位置にあるオイルライン内のオイルはどうなるのでしょうか?

オイルラインの中のオイルは、エンジンが停止した瞬間には完全には落ちきりません。オイルラインやオイルホースの内壁にはオイルが張り付いた状態になります。そのため、エンジンを停止した後でも、完全にオイルラインが空になることはなく、オイルは壁面に残り続けます。

オイルパンに残るオイルの量

全オイルが5Lであった場合、オイルパンには通常、4L程度が落ちると考えられます。残りのオイルはオイルラインやオイルフィルター、エンジン内部の他の部分に少しずつ残ります。オイルパンに残るオイルの量は、車種やエンジン設計によって若干異なる場合がありますが、通常は4L程度が目安です。

実際の作業でオイルラインのホースを外した場合、オイルパンから残りのオイルが完全に排出されるわけではなく、オイルホース内に残っていたオイルが出てきます。この量は、ホースの長さやエンジンの設計によって異なりますが、数百ml程度であることが多いです。

オイルホースを外した場合のオイルの流れ

エンジンを停止した状態でオイルホースを外すと、ホース内に残っていたオイルが出てきます。エンジン内部にあるオイルが流れ出すことはほとんどなく、あくまでオイルホース内のオイルが排出されるのみです。

オイルの流れが止まるまでの時間は数秒程度ですが、オイルの温度や流動性に応じて若干異なる場合もあります。オイルがホース内に残る量は少ないですが、それでもオイルの交換やメンテナンス時には必ず確認しておくべきポイントです。

まとめ

車のエンジンオイルは、エンジンを停止した後にオイルパンに集まりますが、オイルラインやオイルホースにはオイルが残り続けます。オイルホースを外すと、ホース内に残ったオイルが出てきますが、エンジン内のオイルが一度に流れ出すことはありません。オイルの量や状態を把握して、適切なメンテナンスを行うことが大切です。

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