AF68(ホンダ・ディオ)に乗っていて、エンジンのかかりが悪くなり、ついにはセルもキックも効かなくなった場合、いくつかの原因が考えられます。本記事では、エンジンがかからない主な理由と、簡単にできるチェック方法を紹介します。
エンジンがかからない主な原因
原付のエンジンがかからない場合、大きく以下の原因が考えられます。
- 【バッテリー不良】セルが回らない、ライトが暗い
- 【燃料系のトラブル】ガソリンの供給がうまくいっていない
- 【点火系のトラブル】プラグが故障している
- 【エア系のトラブル】エアクリーナーが詰まっている
セルが回らない場合のチェックポイント
セルスターターが全く反応しない、または「カチカチ」と音がする場合、バッテリーの問題が疑われます。
- 【チェック1】キーをONにして、ヘッドライトやウインカーが正常に点灯するか確認
- 【チェック2】セルボタンを押した際にリレー音がするか
- 【チェック3】バッテリーの電圧を測定(12V以下なら交換を検討)
バッテリーが弱っている場合は、充電または交換することで解決することが多いです。
キックでもかからない場合のチェックポイント
キックでの始動ができない場合、燃料・点火・空気のどれかが正常に供給されていない可能性があります。
1. 燃料系の確認
ガソリンが正常に供給されているかをチェックします。
- 【確認方法】ガソリンが入っているか確認し、キャブレターやフューエルフィルターが詰まっていないかをチェック
- 【対処法】長期間乗らなかった場合は、キャブレターの掃除やフューエルフィルターの交換を検討
2. 点火系の確認
スパークプラグが正常に動作しているかをチェックします。
- 【確認方法】プラグを取り外し、火花が飛んでいるかをチェック
- 【対処法】火花が出ない場合はプラグの清掃や交換が必要
3. エア系の確認
エアクリーナーが詰まっていると、適切な空気が供給されずエンジンが始動しにくくなります。
- 【確認方法】エアクリーナーの汚れを確認
- 【対処法】汚れがひどい場合は清掃または交換
それでもかからない場合は?
上記の対策を試してもエンジンがかからない場合、専門のバイクショップや修理工場で診てもらうのが確実です。特に、以下のような場合はプロに相談しましょう。
- バッテリー交換後でもセルが回らない
- 燃料・点火・空気の供給をチェックしても始動しない
- エンジン内部の異常音がする
まとめ
AF68のエンジンがかからない場合、まずはバッテリー・燃料・点火・空気の4つの要素をチェックしましょう。
- バッテリーの電圧を測る
- ガソリン供給が正常か確認
- プラグの点火をチェック
- エアクリーナーの汚れを確認
それでも解決しない場合は、バイクショップで診てもらうことをおすすめします。
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