CB400SF(NC42)にYSS製320mmリアサスは取り付け可能?互換性と注意点を徹底解説

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CB400SF(NC42)に乗っていて、カスタムパーツとしてリアサスペンションの交換を考えている方にとって、適合性の確認は非常に重要なポイントです。とくに中古品や汎用品を購入する場合は、サイズや取り付け穴の規格などを事前にチェックしておく必要があります。今回は、YSS製の320mmリアサスペンションがNC42に装着可能かどうかをテーマに、選び方や注意点も含めて詳しく解説します。

CB400SF(NC42)のリアサスペンション規格とは

CB400SF(NC42)はホンダの中型ネイキッドバイクで、純正のリアショック長は約330mm前後(車種年式によって若干差あり)で、上下取付け部の穴径は12mmとなっています。また、NC42は「左右非対称」なリアサス設計を持つため、取り付けには左右ペアの構造にも配慮が必要です。

YSS製のリアサスは、仕様上「取付穴上下12mm・長さ320mm・汎用」と記載があるため、サイズだけで見ると取付は可能に思えますが、330mm → 320mmとやや短くなる点には注意が必要です。

YSS製320mmリアサスの仕様と注意点

メルカリ等で出回っているYSSの汎用リアサスペンションは、取付長320mm・取付穴径12mm・カラー10mm×4が付属という記載があります。これはサイズ上はNC42に取り付けられる可能性がありますが、フィッティングは自己責任です。

また、サスペンションの左右対称性やスプリングレート、減衰力の設定がNC42の純正に合っていない場合、走行性能や乗り心地に影響が出る可能性もあります。純正に比べて短いと、リアが下がり過ぎてしまい、ハンドリングがクイックになったり、センタースタンドが使えなくなることもあります。

取り付け時の確認ポイント

  • 長さの違い: 純正より短い(320mm)場合、車高に影響が出るため、センタースタンドやマフラーとの干渉に注意
  • 穴径の一致: 上下とも12mmであれば基本的にボルトは合うが、車種によってはカラーの追加加工が必要
  • 構造の適合: 左右非対称構造に対応しているか要確認。汎用品は基本的に対称構造が多いため注意

とくにNC42は年式によって取り付け部の微妙な形状差があることがあり、取り付けが難しいケースも報告されています。

実例:社外リアサスを装着したCB400SFユーザーの声

あるCB400SFオーナーは、YSS製320mmサスを装着した結果、リアが下がりすぎてマフラーと接触しやすくなったと報告しています。また、段差で底付きしやすくなったという声もありました。

一方、YSSの中でも車種専用設計モデル(CB400SF対応品)を使ったユーザーは、コーナリング時の安定性が向上し、乗り心地も好みに調整できたとの意見もあります。

安全性を優先するなら専用品を推奨

確かに、YSSの汎用品は価格的に魅力的ですが、足回りは命に関わる部分でもあります。確実な性能と安全性を求めるなら、CB400SF専用品(NC42対応品)を選ぶのが最も安心です。メーカー指定品であれば、取り付け精度や減衰調整機能なども最適化されています。

まとめ:YSS製汎用リアサスは取付可能だが注意が必要

YSS製320mmリアサスペンションは、寸法上はCB400SF(NC42)に取り付け可能と思われますが、実際のフィット感や走行特性への影響を考えると注意が必要です。とくに左右非対称構造への適合や車高変化の影響には慎重になるべきです。

可能であれば、CB400SF(NC42)専用品か、専門ショップでの適合確認・取り付けをおすすめします。見た目や価格だけで選ばず、乗り心地と安全性のバランスを大切にしてください。

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