自分で車の塗装を缶スプレーで行ったものの、色が合わずにムラが目立ってしまった…。特に古い車種の場合、純正色との違いが顕著になることもあります。この記事では、業者に依頼してこうした色ムラを修正する際の費用感や選択肢を解説します。DIYではなく、プロに任せたい方向けの情報です。
20cm四方の色ムラ補修の相場価格
20cm×20cm程度の塗装ミス修正であれば、一般的に板金塗装専門業者で1万5,000円〜3万円前後が相場です。色合わせやクリア塗装を含めて見積もりされるのが一般的で、車種や塗装色によっては若干前後する可能性があります。
修正箇所が1面（たとえばフロントドア）に及ぶ場合、範囲によっては3万〜5万円程度になることもあります。パールホワイトや特殊色の場合は費用が高くなる傾向があります。
オートバックスやカー用品店での修理価格
オートバックスなどのカー用品チェーンでは、提携工場に外注する形式が多く、費用は若干高めです。軽度な補修であっても2万〜4万円程度を見込んでおくと安心です。
メリットは全国対応・保証制度・代車サービスなどがあり、信頼性と利便性が高いこと。ただし、地元の板金塗装専門業者と比較すると若干高額になる傾向があります。
ディーラーで依頼する場合の費用と注意点
ディーラーは価格が最も高くなるケースが多く、20cm程度の補修でも4万〜6万円超になることがあります。仕上がりは良いものの、軽微な補修としてはオーバースペックなことも。
メーカー純正塗装との色合わせ精度は非常に高いため、特に車の売却予定がある方や完全な仕上がりを求める方には選択肢の一つになります。
安くて仕上がりの良い業者を選ぶコツ
- 地域密着型の板金塗装業者を検索し、口コミや施工実績を確認する
- Web見積もり対応の業者を活用して相場感を把握する
- 「塗装のみOK」「部分塗装OK」と明示している業者は小規模修正に慣れている
たとえば「カーコンビニ倶楽部」などは小規模修正にも対応しており、見積もり無料である場合が多いです。
塗装ミス修正を依頼する前の準備ポイント
業者に依頼する前に、以下の情報を整理しておくとスムーズです。
- 修正箇所の大きさと位置（例：右前ドアの中央部20cm四方）
- 使用したスプレーの色コードやメーカー
- 塗装時期（時間が経過していると補修難度が上がることがあります）
これらを伝えることで、正確な見積もりと補修方針を得やすくなります。
まとめ：色ムラ補修は1.5〜3万円程度が目安。専門業者での見積もりが確実
缶スプレーでのDIY塗装に失敗した場合、色ムラの修正を業者に依頼するなら1.5〜3万円程度を想定しておくのが現実的です。信頼できる地域の板金塗装業者を探し、複数の見積もりをとって比較するのが失敗しないコツです。塗装面積や色によって価格が上下するため、事前に相談して最適な方法を選びましょう。
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