二輪免許を取得するために教習所に通う際、「どんな服装で行くべきか?」というのは多くの初心者が悩むポイントです。中でも、レーシングスーツのような本格的な装備を着るべきかどうか、迷っている方もいるでしょう。この記事では、二輪教習における服装の選び方、レーシングスーツの着用は適しているのかを実例を交えて解説していきます。
教習所で推奨される服装とは?
多くの教習所では安全性を確保するために、長袖・長ズボン、グローブ、スニーカーまたはブーツを着用するように指導されています。転倒時の怪我を防ぐため、肌を露出しないことが基本です。
また、多くの教習所ではプロテクター(胸部・肘・膝など)を無料で貸し出しているため、特別な装備を持っていなくても教習は問題なく受けられます。
レーシングスーツは教習で着てもOK?
レーシングスーツは本来サーキット走行を前提に作られているため、安全性は抜群です。そのため、着用してはいけないというルールは基本的にありません。実際に、レーシングスーツで教習を受けている人も少数ながら存在します。
ただし、教習所によっては「派手すぎる」「動きにくそう」「プロテクターの上から着られない」などの理由で、指導員から注意を受ける可能性もあるため、事前に相談しておくと安心です。
上下分離型スーツを活用するという選択肢
上下が分かれるセパレートタイプのレーシングスーツであれば、下だけ履いて教習を受けるという方法もあります。これは転倒時の膝の保護や耐久性を考えると非常に有効です。
例えば、ジーンズの代わりにレザーパンツを履き、上半身は動きやすいジャケットと貸出プロテクターを組み合わせるなど、教習に最適化した使い方も可能です。
周りの目が気になる?実際は気にしなくて大丈夫
「他の人が誰も着てないから恥ずかしいかも…」と感じる方もいるかもしれませんが、教習に来ている人は誰も他人の服装を気にしていません。目的はあくまで「免許を取ること」。安全性を重視しているのであれば、それはむしろ好感が持てる行動です。
また、指導員からしても「装備にこだわる=真面目に取り組んでいる」と感じられることもあります。
装備は将来にもつながる投資
父親から譲り受けたレーシングスーツであれば、愛着もあり、安全性も高く、教習が終わったあともそのまま使えるというメリットがあります。
初めてのバイクに乗る時期だからこそ、しっかりした装備で臨むことは今後のバイクライフの大きな支えとなるでしょう。
まとめ:レーシングスーツ着用はおかしくない!安全第一でOK
二輪教習でレーシングスーツを着ることは決しておかしいことではありません。特に安全性を重視するならむしろ歓迎される選択肢です。ただし、教習所によって対応が異なることもあるため、心配な場合は事前確認をおすすめします。上下分離型で下だけ使うなど、柔軟な工夫も可能です。自信を持って、安全に楽しく教習に取り組みましょう。
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