日産のエクストレイルは、ファミリー層やアウトドア派に人気のSUVです。2017年式の認定中古車(走行距離33,000km)を購入し、今後5年以上乗ることを検討している方に向けて、耐久性やメンテナンス性、2020年式との違いなどを詳しく解説します。
2017年式エクストレイルの特徴と信頼性
2017年式のエクストレイル(T32型)は、同年のマイナーチェンジにより、外観の刷新や安全装備の強化が図られました。特に、プロパイロット(運転支援システム)の搭載により、長距離運転時の疲労軽減が期待できます。
エンジンは2.0Lガソリンまたは2.0Lディーゼルが主流で、CVT(無段変速機)との組み合わせにより、滑らかな走行が可能です。ただし、CVTは定期的なオイル交換が推奨されており、30,000kmごとの交換が望ましいとされています。
走行距離33,000kmの状態と今後のメンテナンスポイント
走行距離33,000kmの個体であれば、エンジンやトランスミッションの状態は良好である可能性が高いです。ただし、以下の点に注意が必要です。
- CVTオイルの交換履歴:定期的に交換されているか確認しましょう。
- ブレーキパッドやディスクの摩耗:試乗時に異音や振動がないかチェックが必要です。
- エアコンの効き具合:冷暖房の効きが悪い場合、コンプレッサーの不具合が考えられます。
これらの点を確認し、必要に応じて整備を行うことで、今後5年以上の使用も十分可能です。
2020年式との違いと比較
2020年式のエクストレイルは、内外装のデザインが刷新され、インフォテインメントシステムの操作性も向上しています。また、2.5Lエンジンの搭載により、走行性能が向上しています。
ただし、価格帯は2017年式よりも高くなる傾向があります。予算や必要な装備を考慮し、どちらが自分のニーズに合っているかを検討することが重要です。
認定中古車のメリットと注意点
日産の認定中古車は、167項目の点検をクリアし、1年間の保証が付帯するなど、安心感があります。ただし、以下の点に注意が必要です。
- 保証内容の確認:保証範囲や期間を事前に確認しましょう。
- 整備履歴の確認:過去の整備記録がしっかりと残っているか確認が必要です。
これらを確認することで、購入後のトラブルを未然に防ぐことができます。
まとめ:2017年式エクストレイルは購入の価値あり
2017年式のエクストレイルは、適切なメンテナンスを行えば、今後5年以上の使用も十分可能です。特に、認定中古車であれば、保証や点検が付帯しているため、安心して購入できます。ただし、購入前には整備履歴や車両の状態をしっかりと確認し、自分のニーズに合った車両を選ぶことが重要です。
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