2025年モデルのヤマハNMAX125を購入された方から「シートが炎天下で膨らむ」という声が上がっています。実際にそのような現象が起きるのか、原因や対策、メーカーの対応などを詳しく解説します。
炎天下でシートが膨らむ現象とは？
真夏の直射日光にさらされたバイクのシートが、まるで中に空気が入ったように「膨らむ」ことがあります。この現象は、NMAX125に限らず、他のスクーターやオートバイでも一部報告されています。
特に2025年モデルのNMAX125では、座面の内部構造や素材が変更された可能性があり、それが影響している可能性があります。
シートの膨らみの主な原因
主に以下の3つが原因として考えられます。
- 内部に使用されているウレタンスポンジやエアクッションが熱膨張する
- シート表皮とクッション材の間に空気が閉じ込められている構造
- 製造段階での圧着不良や接着不良
真夏の日差しや駐車環境によって、内部の空気が膨張しやすくなることが原因です。
ユーザーの報告事例
実際に2025年式NMAX125を納車したオーナーからは以下のような声があります。
- 「炎天下の中で駐車していたら、シートの中央がポコっと膨らんでいた」
- 「走行後に膨らみが自然に戻ることもある」
- 「膨らんだ部分を押すと元に戻るが、翌日また膨らんでいる」
このように、一時的な膨張や繰り返す膨らみの報告がありますが、多くは走行後や冷えると戻る一時的なもののようです。
膨らみが発生した場合の対処法
現時点でできる対応策として、次のような方法が考えられます。
- 日陰や屋根のある場所に駐車する
- シートカバーをかけることで熱を防ぐ
- 直射日光を避ける向きに駐車する（特に午後の日差し）
それでも症状が頻発する場合は、販売店に相談し、保証対応や製品不良の可能性について確認することをおすすめします。
メーカー側の対応と保証の可否
ヤマハの正規販売店では、明らかな製品不良や初期不良と認められる場合には、シートの交換や補修といった対応をしてくれることがあります。ただし、経年劣化や「環境要因による現象」と判断された場合、無償交換にはならないこともあります。
症状が発生した際には、スマートフォンなどで「状態を写真・動画で記録しておく」と、交渉時の証拠として役立ちます。
まとめ：炎天下の膨らみは珍しくないが、繰り返すなら相談を
ヤマハNMAX125のシートが炎天下で膨らむ現象は、素材や構造の特性によって起こることがあり、必ずしも異常ではありません。
ただし、繰り返し膨らみが発生する場合や運転に支障が出るレベルの場合は、販売店やヤマハへ早めに相談し、対処法を確認するのが安心です。
コメント