ヤリスクロスGグレードにお乗りの方の中には、「今カスタムして楽しみたいが、将来的に家族に譲渡する予定がある」という状況の方も多いのではないでしょうか。特にモデリスタのフロントエアロなど、見た目が大きく変わるカスタムを検討する際は、慎重な判断が必要です。今回は、2年後に母親に車を譲渡する予定の方が、今モデリスタを装着するかどうかの判断に役立つ情報をお届けします。
カスタムの目的を明確にしよう
まずは、「なぜ今モデリスタを装着したいのか」を明確にしましょう。見た目の満足感、運転の楽しさ、周囲との差別化など、理由は人それぞれです。2年間の所有期間を最大限に楽しみたいという気持ちが強いなら、カスタムする価値は十分にあります。
一方で、車の譲渡が前提にある場合、その相手がモデリスタのデザインや装備を好むかどうかも考慮すべきです。お母様がシンプルな外観を好むタイプであれば、カスタムが逆効果になる可能性もあります。
モデリスタ装着は後付けできる?
モデリスタのパーツは、納車時に装着するケースが多いですが、後付けも可能です。ただし、一部加工が必要になる場合があるため、ディーラーやカー用品店での事前確認が必須です。
特にフロントエアロなどは、塗装が必要な場合もあるため、施工には費用と時間がかかることがあります。装着後に取り外す際には、跡が残ったり、バンパー交換が必要になる場合もあるため注意が必要です。
リセールバリューや譲渡時の影響
カスタム車は買取時にマイナス評価となることもあれば、逆にプラス評価になることもあります。モデリスタのような純正オプションであれば、一定の評価を受けるケースが多いですが、好みが分かれる部分なので、中古市場ではやや不利になることも。
また、母親に譲る予定であれば、その方の年齢や運転スタイルに合うかもポイントです。エアロが低くなり段差で擦りやすくなる、見た目が若々しすぎると感じるなど、使いづらさにつながる可能性もあります。
今カスタムして、後で戻すという選択肢
カスタムして楽しんだ後、譲渡前にノーマルに戻すという手段もあります。純正バンパーなどを保管しておけば、モデリスタを外して元に戻すことも可能です。
ただし、この方法は保管スペースや工賃、再塗装などのコストがかかる点に留意が必要です。最初からモデリスタを装着せず、ドライブレコーダーや内装快適グッズなど、実用性に直結するカスタムに限定するのも一つの選択肢です。
お母様と相談するのも一つの手
もし既に譲ることが確定しているのであれば、モデリスタ装着についてお母様の意見を聞くのもおすすめです。「派手すぎてちょっと…」となれば、別のカスタムを検討するきっかけになりますし、「かっこいいからそのままでいいよ」となれば迷いもなくなるでしょう。
まとめ:2年間を楽しむための自己投資か、譲渡後を重視するか
モデリスタ装着を迷っている方にとって、最も大事なのは「今を楽しむか、2年後を重視するか」のバランスです。短期間でも自己満足度を優先したいなら装着しても良いでしょうし、母親への譲渡後の利便性や印象を気にするなら、実用重視の装備にとどめるのが無難です。
今の自分の価値観と将来の譲渡予定、どちらにも納得できる選択を目指しましょう。
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