マツダCX-60は本当に乗り心地が悪いのか?2023年式中古車の購入判断ポイント

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社会人になり、収入も安定してきたタイミングで車の購入を検討するのは自然な流れです。特にマツダCX-60はスタイリッシュなデザインと先進的な技術で注目されていますが、一方で「乗り心地が硬い」「扱いづらい」といった声もあるのが事実。今回は2023年式のCX-60を中古で購入する際のポイントや実際の評価について掘り下げていきます。

マツダCX-60の基本スペックと魅力

CX-60はマツダがラージ商品群として開発したミドルサイズSUVで、縦置きエンジンや後輪駆動ベースのプラットフォームを採用しているのが特徴です。これにより、走行性能や重厚感のあるデザインに魅力を感じるユーザーも多くいます。

パワートレインには2.5Lガソリン、ディーゼル、PHEVなど多彩な選択肢があり、装備の質感や安全性能も非常に高い水準にあります。

「乗り心地が悪い」と言われる理由

購入を迷わせる要素の一つが「乗り心地」。特に初期モデルの2022〜2023年式では、「足回りが硬い」「段差の突き上げが大きい」といった意見が複数見受けられます。これはラダーフレーム的な剛性の高い設計や、大径ホイールを標準装備するグレードが影響していると言われています。

たとえば20インチホイール+低扁平タイヤのモデルでは、舗装の荒れた路面でゴツゴツ感を感じやすい傾向があります。快適性を重視する人にとっては不満に繋がる可能性があります。

2023年式(マイチェン前)は買っても大丈夫か?

2023年式はマイナーチェンジ前のモデルですが、決して「悪いクルマ」ではありません。むしろ、装備の充実度や内装の質感、走行性能を考慮すると非常に魅力的です。ただし、乗り心地の面でややクセがあるため、自身の使用環境(街乗りメインか、高速メインか)や好みによって評価が分かれるポイントになります。

中古価格が新車時よりも抑えられているため、コストパフォーマンス重視のユーザーには十分おすすめできる選択肢です。

ローンでの購入は現実的か?

370万円の中古CX-60を6年ローンで購入する場合、年利3〜4%と仮定すると月々の支払いは約53,000〜57,000円程度になります。収入が安定している社会人2年目で、生活費や他の支出に無理がなければ、十分現実的なラインと言えるでしょう。

ただし、保険料やメンテナンス、車検・税金なども加味してトータルの維持費を計算しておくことが重要です。PHEVモデルを選ぶ場合は補助金や充電インフラの確認も忘れずに行いましょう。

実際のオーナー評価や購入後の感想

オーナーレビューでは、「デザインが気に入って購入したが、足回りの硬さに慣れるまでは不満だった」「長距離移動では直進安定性が高くて快適」「内装の質感は国産SUVの中でも群を抜いている」など、肯定的な意見も多くあります。

一方、「家族の評判はいまひとつ」「街乗りメインだと硬さが目立つ」という声もあり、使い方次第で満足度は変わると言えるでしょう。

まとめ:CX-60の購入は“目的と価値観”で決めよう

マツダCX-60は間違いなく質の高いSUVであり、「走り」「デザイン」「装備」のバランスが取れた一台です。しかし、「乗り心地の好み」や「走行環境」といった個人差が満足度に大きく影響する車でもあります。購入前に試乗し、自分に合うかどうかをしっかり確かめた上で決断するのが後悔しないための最善策です。

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