ヒューズボックスのショート時、どちらのヒューズが先に切れるか？電装品とヒューズボックスの関係

車の電装品を後付けで追加する際、ヒューズボックスから電源を取ることがあります。ショートが発生した場合、どちらのヒューズが先に切れるのか、というのは重要なポイントです。今回は、車のシガーソケットからエーモンの電源取り出しを使用し、ショート時にどちらのヒューズが切れるかについて解説します。

1. ショート時にヒューズが切れる理由

ショートが発生すると、電気回路が過電流を流すことになり、ヒューズが切れて回路を保護します。ヒューズは過電流が流れすぎないように設計されています。車の電装品に取り付けられたヒューズと、ヒューズボックス内のヒューズはそれぞれ別の役割を持っています。

電装品にはそれぞれの使用目的に応じたヒューズが取り付けられ、過電流を防ぎます。一方、ヒューズボックス内のヒューズは、車両全体の電気回路を保護する役割を担っています。

基本的に、ショートが発生した場合は、先に後付けの電装品のヒューズが切れるのが一般的です。後付けの電装品は、ヒューズが切れることで過電流を防ぎ、機器の破損を避けます。これにより、車両全体のヒューズボックス内のヒューズが切れる前に、電装品のヒューズが作動します。

ただし、後付けの機器に対するヒューズの容量が過剰である場合、ヒューズが適切に作動せず、ヒューズボックス内のヒューズが先に切れる場合もあります。

今回のケースでは、後付けのアクセサリーがすべて正常に動作している中でシガーソケットが切れたということですが、この場合、まずはシガーソケットのヒューズが切れている可能性が高いです。ヒューズが切れた原因として、アクセサリーを接続した際に短絡や過電流が発生したことが考えられます。

その場合、ヒューズを交換した後、問題の原因を特定し、電装品や電源取り出しの方法を見直す必要があります。例えば、ヒューズの容量を再確認し、適切な容量のヒューズを使用することが重要です。

ショート時に先に切れるヒューズは、通常は後付けの電装品のヒューズです。しかし、容量設定や配線の方法によっては、ヒューズボックス内のヒューズが切れる場合もあるため、慎重に確認しましょう。シガーソケットや電装品を使用する際には、適切なヒューズ容量と取り付け方法を守ることで、安全に使用できます。