220系クラウンRSアドバンスとRSリミテッド2を比較:どちらが10年乗るなら後悔しない選択か?

中古車

トヨタ・クラウン220系の認定中古車を検討する際、多くの人が「RSアドバンス」か「RSリミテッド2」かで迷います。どちらも魅力的な仕様ですが、装備・価格・走行性能の違いをしっかり理解したうえで選びたいものです。今回は2台を比較しながら、10年以上乗る場合に後悔しない選び方を紹介します。

RSアドバンスとRSリミテッド2のスペック比較

まずは基本的なスペックと装備内容の違いを整理してみましょう。

項目 RSアドバンス(2018年) RSリミテッド2(2021年)
価格 約440万円 約450万円
走行距離 約4万km 約2万km
装備 モデリスタフルエアロ、サンルーフ、デジタルインナーミラー、ベンチレーション 全方位カメラのみ
AVS・走行モード あり なし

数字や装備だけ見ても、どちらも捨てがたい選択肢です。次の項目では、実際の使用シーンでの違いを詳しく見ていきましょう。

走行性能と乗り心地:AVSと走行モードの違い

RSアドバンスにはAVS(アダプティブ・バリアブル・サスペンション)や走行モードセレクトが搭載されており、乗り心地を自分好みに調整できます。特に高速走行や長距離ドライブをする人には恩恵が大きい装備です。

一方、RSリミテッド2はその点でシンプルな仕様。ただし、街乗りメインであればAVSの恩恵を感じにくいというのも事実です。素人ドライバーであれば、体感の違いはわずかかもしれません。

見た目と所有欲:エアロと年式の新しさ

見た目の印象では、RSアドバンスのモデリスタエアロ付きの外観は非常にスポーティで、他のクラウンと一線を画します。街中での所有感、満足度は高く、愛着も湧きやすいでしょう。

一方、RSリミテッド2は年式が新しく、外観は控えめながら洗練された印象。白の色味も後期型の方が艶があり、トレンド感があります。

長期保有を見据えたポイント:年式と走行距離

10年以上の長期保有を前提とするなら、年式が新しく走行距離の少ないRSリミテッド2のほうが安心という見方もあります。電装系のトラブルや経年劣化のリスクは、やはり年式が新しい方が少ないです。

ただし、RSアドバンスも認定中古車であればメンテナンスはしっかりされているはずなので、走行距離が4万kmでも十分長持ちするポテンシャルがあります。

見た目を取るか、年式を取るか?迷ったときの決め方

●見た目に一目惚れしたなら、RSアドバンスを選んで後悔はしないでしょう。
●とにかく長持ちさせたい、安全に乗り続けたいという安心感重視ならRSリミテッド2が無難です。

内装の質感や使い勝手は大きく変わらないため、見た目や装備の好みを優先しても問題はありません。

まとめ:満足感重視ならアドバンス、堅実派ならリミテッド2

最終的には「何に魅力を感じるか」に尽きます。エアロやサンルーフ付きで特別感を味わいたい人にはRSアドバンスがおすすめ。年式や距離の安心感を求める人にはRSリミテッド2が向いています。

10年乗ることを前提としたとき、自分が飽きずに大切にできそうだと思える車を選ぶことが何よりのポイントです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました