ホンダの新型N-BOXカスタムに乗っていて「バックカメラにナンバープレートが映り込む」という現象に困っている方は少なくありません。実はこれは構造的な問題や初期設定による可能性があり、ディーラーで調整できるケースもあります。この記事では、原因と対処法、そして注意点について詳しく解説します。
なぜナンバープレートが映るのか?
バックカメラの設置位置がナンバープレートの真上または近くにある場合、カメラの角度や車体構造によってプレートが映り込むことがあります。N-BOXカスタムでは特にリアガーニッシュ部分にカメラが配置されており、角度によって映り込む事例が報告されています。
また、純正ではなくオプションや社外品のカメラが装着されている場合、初期の取り付け角度が適切でないと映り込みやすくなります。
設定変更で直せるのか?
一部の車種では、車内のモニター設定から「表示範囲」や「ガイドラインの位置調整」が可能ですが、カメラ自体の角度までは調整できない仕様のことが多いです。N-BOXでも表示調整はできますが、ナンバーの映り込みを完全に除去することは難しいことがほとんどです。
設定メニュー内に「アングル補正」や「ワイド/ノーマル切替」がある場合は一度確認してみましょう。
ディーラーで調整や対策は可能?
ホンダの正規ディーラーでは、カメラの再固定や角度の微調整を受け付けてもらえる場合があります。ただし、純正取り付け位置での設計上の仕様と判断されれば、改善が難しいと案内されることもあります。
その際には、「スペーサーをかませる」「角度調整用ブラケットを導入する」といった方法で物理的な修正を依頼できるか相談してみましょう。
他に考えられる対処法とは?
どうしてもナンバープレートが気になる場合、ナンバーの縁取りをマットブラックで処理することで映り込みが目立たなくなる場合があります。
また、社外のバックカメラに付け替えることで視野角や位置の自由度が上がることもありますが、保証対象外になるリスクがあるため注意が必要です。
事例紹介:実際に改善されたケース
あるN-BOXオーナーは、購入直後に同様の映り込みを発見し、ディーラーへ相談。カメラ固定部の微調整とモニター設定の補正でほぼ解決したと報告しています。
一方で別の事例では、ディーラー側が「仕様の範囲内」と判断し、対応を断られた例もあります。このように、販売店の対応によって結論が異なるケースがあるのも実情です。
まとめ:まずはディーラーで相談しよう
N-BOXカスタムのバックカメラにナンバープレートが映る現象は、必ずしも異常ではなく、構造や角度の問題であることが多いです。まずは購入先のディーラーへ相談し、調整や改善が可能か確認してみましょう。
設定変更で改善する場合もありますが、根本的な解決には物理的な位置調整や部品の交換が必要になる場合もあります。安全運転のためにも、見えやすさにはこだわりたいところですね。
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