三菱デリカD:5の歴史と魅力|登場時期から進化の軌跡まで徹底解説

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ミニバンの中でも独自の個性を放ち、アウトドア愛好者から根強い人気を集める「三菱デリカD:5」。本記事では、その登場時期や開発の背景、モデルチェンジの変遷などをわかりやすく解説します。

デリカD:5はいつ発売されたのか?

デリカD:5(ディーファイブ)は、三菱自動車が2007年1月に発売を開始したミニバンです。正式発表は2006年10月で、発売当初から「オールラウンダーミニバン」として注目を集めました。

「D:5」の名称は、「Delica 5th Generation(5代目)」を意味しており、それまでのデリカスペースギアに代わる新型として登場しました。

デリカの歴史と系譜

デリカシリーズは、1968年に「デリカライトバン」として登場して以来、トラック・バン・ワゴンとさまざまな形態で発展してきました。1994年には「デリカスペースギア」が登場し、RVブームの中で人気を博しました。

デリカD:5は、そのスペースギアの後継モデルとして、「ミニバンでありながら走破性も高い」という特異なポジションを確立しました。

D:5の特徴と開発思想

デリカD:5の最大の特徴は、SUV譲りの本格4WDシステムと高い最低地上高による悪路走破性能です。一般的なミニバンでは味わえないアウトドア性能を兼ね備えており、家族でキャンプや車中泊を楽しむユーザーから支持されています。

車体は三菱のグローバルプラットフォーム「GSプラットフォーム」を採用し、安全性や快適性も両立させています。

モデルチェンジと改良の変遷

初代デリカD:5は、2007年発売以降、大規模なフルモデルチェンジはされていませんが、2019年に大規模なマイナーチェンジを実施しました。この改良では、外観がよりタフなデザインに変わり、インテリアも大幅に刷新されました。

さらに、クリーンディーゼルエンジン「2.2L MIVEC」や最新の安全運転支援システム(e-Assist)も搭載され、現代のニーズに対応しています。

デリカD:5が選ばれる理由

多くのユーザーがデリカD:5を選ぶ理由として、「家族で使えるミニバン」と「アウトドアもこなせるSUV」の両立が挙げられます。特に、雪道や未舗装路での安定感は、他のミニバンにはない魅力です。

また、カスタムパーツも豊富で、自分好みに仕上げやすい点もアウトドアファンには嬉しいポイントです。

まとめ:デリカD:5は進化し続けるオールラウンダー

デリカD:5は、2007年の登場から現在に至るまで、改良を重ねながらも独自のポジションを守り続けてきた魅力的なミニバンです。ミニバンでありながら、アウトドアや悪路走行にも強く、まさに“頼れる相棒”と言える存在です。

これからデリカD:5を検討している方は、発売当初からの進化やユーザー支持の理由を知ることで、その価値をより深く理解できるはずです。

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