人気の高いホンダ「N-BOXカスタム」。そのスタイリッシュなデザインから、一見すると普通車のようにも見えるこの軽自動車ですが、「5ナンバーなのか?」と疑問を抱く方も少なくありません。今回は、N-BOXカスタムのナンバープレート区分とその意味をわかりやすく解説します。
N-BOXカスタムは「軽自動車」なので5ナンバーではない
結論から言うと、N-BOXカスタムは軽自動車であるため、「5ナンバー」ではなく「黄色ナンバー(軽自動車ナンバー)」になります。
日本の車両ナンバーには分類があり、5ナンバーは普通自動車の小型車(排気量2000cc以下で全幅1700mm以下など)に割り当てられる区分です。一方、N-BOXカスタムのような軽自動車は排気量660cc以下かつサイズが規定内であるため、「軽自動車」として黄色のナンバープレートが交付されます。
白いナンバーのN-BOXも存在する?
ところで、最近街中で白ナンバーのN-BOXを見かけたことはありませんか?これは特別仕様の「図柄入りナンバープレート」を選んでいるからです。
国交省が期間限定で実施しているラグビーワールドカップやオリンピック仕様のナンバー、または地域限定のデザインナンバーなどを選ぶと、軽自動車でも白地ナンバーを選択できます。これにより見た目が普通車のようになりますが、あくまで車両区分は「軽自動車」のままです。
ナンバー区分の違いを知っておこう
ナンバー種別 | 対象車種 | ナンバープレート色 |
---|---|---|
3ナンバー | 普通車(大型車) | 白地に緑文字 |
5ナンバー | 普通車(小型車) | 白地に緑文字 |
4ナンバー | 小型貨物車 | 白地に緑文字 |
軽自動車 | 排気量660cc以下 | 黄色地に黒文字(または白地に図柄) |
ナンバーの数字だけでなく、色や車体区分で自動車の種類が分類されています。N-BOXカスタムは、ナンバーの見た目に関わらず「軽自動車」です。
N-BOXカスタムの特徴と人気の理由
N-BOXカスタムは単なる軽自動車にとどまらず、室内空間の広さ・安全性能・デザイン性など、普通車に引けを取らない魅力を備えています。燃費もよく、自動車税や保険料も安いため、維持費を抑えたい方にも非常に人気があります。
特に、N-BOXカスタムは若年層や子育て世代を中心に高い支持を集めており、数年連続で軽自動車販売台数1位を獲得するなど、名実ともに軽の王者といえます。
まとめ
N-BOXカスタムは「5ナンバー」ではなく「軽自動車」扱いです。見た目がスタイリッシュで白ナンバーに見えることもありますが、区分は変わりません。ナンバーの種類や車の分類について正しく理解することで、自動車選びや手続きの際の混乱も防げます。
軽自動車であるN-BOXカスタムですが、その装備や利便性はまさにコンパクトカー以上。購入を検討されている方も、ぜひこの知識を参考にしてください。
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