バイク好きの方にとって、5台、6台と複数台を所有することは夢の一つかもしれません。しかし、実際にこれを現実にするためには、税金や保険、メンテナンス費用など、コストがかかります。この記事では、バイク6台を所有し、公道を走れる状態を維持するために必要な年収や、生活設計について詳しく解説します。
バイク所有にかかる基本的なコスト
まず、バイクを所有するためにかかる基本的なコストを理解することが重要です。1台あたりの年間費用は、車検が必要な大型バイクの場合、以下のような費用がかかります。
- 自動車税:4,000円〜6,000円
- 自賠責保険:10,000円〜13,000円(2年ごと)
- 任意保険:年間20,000円〜50,000円(年齢や条件による)
- 車検費用:20,000円〜40,000円(2年ごと)
- メンテナンス費用:年間50,000円〜100,000円
これらの費用を合計すると、1台あたり年間おおよそ10万円〜20万円の維持費用がかかると考えられます。これに加えて、バイクの購入費用や駐車場の費用が発生します。
バイク6台持ちの年間費用を試算
仮にバイク6台を所有する場合、それぞれの維持費用は以下のようになります。
- 1台あたりの維持費:10万円〜20万円
- 6台の合計維持費:60万円〜120万円
したがって、バイク6台の維持には年間60万円〜120万円がかかります。さらに、これに加えて生活費や家賃、その他の固定費用がかかるため、安定した年収が必要です。
年収400万円ではバイク6台所有は可能か?
年収400万円の場合、手取り収入は約300万円前後です。この中から、生活費、家賃、食費、光熱費などの生活に必要な支出が大半を占めます。仮に毎月の生活費が20万円程度だとすると、年間240万円が生活費として消え、残りは約60万円。この金額では、バイク6台分の維持費を全てカバーするのは難しいです。
したがって、年収400万円では「全てのバイクを公道走行可能な状態に維持する」のは厳しいと考えられます。
バイク6台を維持するために必要な年収
バイク6台を持ちつつ、その他の生活費も安定して支払える年収を考えると、年収600万円以上が理想的です。年収600万円以上であれば、手取りが約450万円前後となり、年間のバイク維持費60万円〜120万円を差し引いても、生活費に十分な余裕が生まれます。
まとめ:バイク複数台所有にはしっかりとした収入計画が必要
バイク6台を所有し、全てを公道走行可能な状態で維持するには、年間60万円〜120万円の維持費がかかります。年収400万円ではこの費用を捻出するのは難しく、年収600万円以上が目安となります。しっかりとした収入計画を立て、無理のない範囲でバイクライフを楽しむことが大切です。
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