【Dio AF34】ウィンカー球の正しい規格と交換時の注意点まとめ

カスタマイズ

ホンダ・Dio AF34は、1990年代から2000年代初頭にかけて高い人気を誇った原付スクーターです。長年乗り続けている方も多く、定期的なメンテナンスや部品交換が必要になります。特にウィンカー球の交換は、消耗部品のひとつとして頻繁に必要になる作業です。本記事ではDio AF34のウィンカー球の正しい規格や交換時の注意点について詳しく解説します。

Dio AF34のウィンカー球の基本仕様

ホンダ・Dio AF34の純正ウィンカー球の仕様は以下の通りです。

  • 電圧:12V
  • 消費電力:10W
  • 口金タイプ:T13(ウェッジ球)

この規格は、フロント・リアともに共通です。そのため、前後のウィンカー球を同じ型番で揃えることができます。市販品で「12V10W T13」などと記載されたバルブを選べば問題ありません。

ウィンカー球交換時の確認ポイント

1. 形状と口金の一致を確認
T13ウェッジ球は、差し込み式でソケットに差し込むだけの構造ですが、見た目が似ている他規格(例:T10やT16)と間違えることもあります。必ず「T13」と明記されているものを選びましょう。

2. 消費電力の違いに注意
10W以外のものを使用すると、点滅速度が速くなったり、ハイフラッシャーになる可能性があります。特にLEDバルブに交換する場合は、抵抗器の追加などが必要です。

交換方法の概要

1. カウルを外す
Dio AF34のウィンカーはカウルの内部にあるため、まずはネジを外してフロントまたはリアカウルを外す必要があります。

2. ソケットを取り外す
ウィンカー球の裏側にあるソケットを回して外し、球を引き抜きます。新しいバルブを差し込み、逆の手順で元に戻します。

※整備に慣れていない方は、無理に外さずバイクショップで相談するのがおすすめです。

おすすめの互換ウィンカー球と入手先

ホームセンターやカー用品店でも購入可能ですが、ネット通販ではより安価で適合情報も明記されています。例。

  • エーモン「12V10W T13 ウェッジ球(2個入り)」
  • PIAA「オレンジウェッジバルブ T13タイプ」

Amazonや楽天市場、モノタロウなどで「Dio AF34 ウィンカー球」と検索するとスムーズです。

LED化する場合の注意点

近年ではLEDタイプのウィンカーも人気ですが、Dio AF34のような旧型スクーターに装着する際は以下の点に注意してください。

  • 点滅速度が速くなる → ハイフラ防止抵抗が必要
  • ソケット形状は同じでも奥行きが合わない製品もある
  • 車検対象であれば発光色(オレンジ)を満たす必要あり

LED化を考えている方は、ウィンカーリレーの交換もセットで検討することが望ましいです。

まとめ:ウィンカー球の規格を守って安全運転を

Dio AF34に使われているウィンカー球は「12V10W T13ウェッジ球」で、前後共通の仕様です。規格を守ることで安全な点灯・点滅が維持でき、故障やトラブルのリスクを減らせます。LED化などのカスタムをする場合は、配線やリレーの対応も考慮に入れましょう。

些細に思える消耗品でも、適合しない部品を使うと事故につながる可能性があります。しっかり確認して交換を行い、快適で安全なスクーターライフを送りましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました