愛車CB750(RC42)をより快適に、そして安全に維持していくには、電装品の取り扱いにも配慮が必要です。D-UNITでアクセサリー電源を分岐させている場合、さらにバッテリー充電器を追加する際の接続方法や注意点を正しく理解しておくことが重要です。
D-UNITとバッテリー接続の基本構造
D-UNITは、デイトナなどが販売するアクセサリー電源分配ユニットで、バッテリーの±端子に専用端子を介して直接接続される構造です。これにより、USB電源やドラレコなどの電装品をスイッチ連動で簡単に管理できるようになります。
しかし、同じバッテリー端子に複数の配線を重ねる場合、接点不良や締め付け不足が起こるリスクがあるため、施工には慎重を期す必要があります。
SUPER NATTO全自動12V充電器との併用は可能か
結論から言うと、D-UNITの端子にSUPER NATTOの充電器の端子を重ねて接続すること自体は可能ですが、以下の点に注意してください。
- バッテリー端子のボルトが適切に締められているか確認する
- 端子同士の接触面がしっかり接地されていること
- 走行中に端子が緩むリスクを回避するため定期的に点検を行う
端子を重ねすぎるとボルトのかかりが浅くなるため、必要に応じて長めの端子ボルト(M6規格)に変更するのも有効です。
より安全に接続するためのおすすめ方法
端子の重ね付けに不安がある場合、以下の代替方法が推奨されます。
- 専用充電ケーブルをD-UNITにバイパス接続する:D-UNITのヒューズ前でY字に分岐させて、バッテリーに直接配線
- リングターミナルでバッテリー横に接続:追加用の端子をバッテリーのネジに共締めする際に専用ナットを用いる
- 専用ターミナルブロックの使用:複数配線をまとめる電源分配ブロックを使用すると接点が安定しやすくなります
バッテリー接続時の実例とトラブル回避策
実際にCB750(RC42)にD-UNITとSUPER NATTO充電器を併用しているユーザーからは、以下のようなフィードバックがあります。
例1:「バッテリー+端子にD-UNITと充電器端子を共締め。3ヶ月使用して問題なし。ただし、走行前に定期的にボルトをチェックしている。」
例2:「端子の共締めで接点不良を起こし、D-UNIT経由のドラレコが録画停止。現在は別途ブロック経由に変更しトラブル解消。」
バッテリー管理はトラブル予防の第一歩
CB750のような空冷ネイキッドモデルでは、電装の信頼性が安全運転に直結します。
バッテリー管理を怠ると、始動不能やトラブルに直結するため、配線の整理と接続確認は定期的に行いましょう。
また、SUPER NATTOなどの充電器には防塵防水タイプのクイックカプラーが付属していることが多く、日常的なメンテナンスが容易になります。あらかじめバッテリーに専用端子を固定しておけば、毎回端子を外さずに接続できて便利です。
まとめ:D-UNITと充電器の併用はOKだが注意を
D-UNITの端子にバッテリー充電器の端子を重ねて取り付けることは可能です。しかし、端子の重ねすぎや緩みには十分注意し、定期点検や端子の長さ調整を行うことで安全性を確保しましょう。
CB750(RC42)を長く乗り続けるためにも、電装周りの管理はしっかりと。安心してツーリングに出かけられるよう、日々のチェックを習慣にしておくと良いですね。
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