プジョー208(A9HN01)の室内フィルターとは?エアコンフィルターとの違いと交換時のポイント

車検、メンテナンス

輸入車として人気の高いプジョー208(A9HN01)には、日本車とは異なる表記やパーツ名称が使われていることがあります。特に”室内フィルター”という表現は混乱を招きやすく、エアコンフィルターやキャビンフィルターとの違いが気になる方も多いのではないでしょうか。本記事では、プジョー208の”室内フィルター”が何を指すのか、役割や交換タイミング、そしておすすめ商品まで詳しく解説します。

室内フィルター=キャビンフィルター(エアコンフィルター)

プジョー208の取扱説明書に記載されている”室内フィルター”とは、一般的に言うところのキャビンフィルター(エアコンフィルター)を指します。これはエンジン用の吸気フィルター(エアフィルター)とは異なり、車内に送る空気をろ過するためのフィルターです。

つまり、外気や再循環空気をエアコン経由で取り込む際に、花粉や粉塵、排気ガスの成分などの異物をカットする役割を担います。”キャビンフィルター”や”ポーレンフィルター”などと呼ばれることもあり、呼称の違いはありますが基本的には同じ部品です。

交換の目安は年1回または1万km

プジョー公式の推奨では、室内フィルターの交換目安は12か月または10,000kmとなっています。ただし、都市部や花粉の多い地域、黄砂・PM2.5の影響が強い場所では半年~1年以内の交換をおすすめします。

実際、長期間交換していないとエアコンの風量が弱くなったり、カビ臭やほこり臭がすることもあります。快適な車内環境を保つには定期的な交換が重要です。

プジョー208用キャビンフィルターの種類と選び方

プジョー208(A9HN01)に適合するキャビンフィルターは、純正品と社外品の2種類に大別されます。以下に特徴を示します。

  • 純正品:安心感はあるが価格はやや高め。ディーラー交換が基本。
  • 社外品:Bosch、MANN、Valeoなど信頼性の高いブランドが多く、活性炭入りや抗菌タイプなど多機能。

例として、BOSCH製の活性炭入りキャビンフィルターは脱臭効果もあり、純正よりお得に交換できます。

交換方法とDIYのポイント

プジョー208のキャビンフィルターは、助手席グローブボックス裏側に設置されており、DIYでも交換可能です。必要な工具は基本的に不要で、以下の手順で作業できます。

  1. 助手席グローブボックスを開けて外す。
  2. 奥にあるフィルターカバーを外す。
  3. 古いフィルターを取り出し、新しいフィルターを差し込む(向き注意)。
  4. カバーとグローブボックスを元に戻す。

注意点:フィルターには向き(AIR FLOW表記)がありますので、上下を間違えないようにしましょう。

よくある質問:フィルターは車内にある?

“室内フィルター”という表現から、座席の下や車内の見える位置に設置されていると勘違いされる方もいますが、実際はグローブボックス裏の空調ユニット内部にあり、直接見える位置にはありません。したがって、外から見て確認することはできません。

また、キャビンフィルター=室内フィルター=エアコンフィルターという認識で問題ありません。

まとめ:室内フィルターは快適なドライブの必需品

プジョー208における室内フィルターとは、いわゆるキャビンフィルターであり、車内の空気を清潔に保つ重要な部品です。定期的な交換を怠ると快適性だけでなくエアコン機能にも悪影響を及ぼします。

DIY交換も比較的簡単なので、部品をネット購入し自身でメンテナンスするのもコスト削減に繋がります。ぜひこの機会に室内フィルターの点検・交換を検討してみてください。

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