日産MM223D-Lナビで走行中に自動でテレビとナビを切り替える方法

カスタマイズ

日産の純正ナビゲーションMM223D-Lを使用していると、走行中にテレビ画面が自動でナビ画面に切り替わり、停止時に再びテレビ画面に戻るような設定ができないかと考える方も多いでしょう。この記事では、MM223D-Lの仕様と、走行中の画面切り替えに関する情報を詳しく解説します。

MM223D-Lの基本仕様と走行中のテレビ視聴制限

MM223D-Lは、日産のディーラーオプションとして提供されている9インチの純正ナビゲーションシステムです。このナビは、安全運転支援の観点から、走行中にテレビやDVDの映像表示が制限されています。具体的には、車両が停止している状態でのみ映像が表示され、走行を開始すると自動的に映像が非表示になり、音声のみが再生される仕様となっています。

この制限は、運転中の視覚的な注意散漫を防ぐために設けられており、ナビの設定メニューから解除することはできません。

走行中の自動切り替え設定の有無

MM223D-Lには、走行中に自動でテレビ画面からナビ画面に切り替える設定や、停止時に自動でテレビ画面に戻す設定は標準では搭載されていません。そのため、信号待ちなどの短時間の停止中にテレビを視聴する場合、手動でAVボタンを押してテレビ画面に切り替える必要があります。

この操作を自動化する機能は、MM223D-Lの取扱説明書にも記載がなく、ユーザーが任意で設定することはできません。

テレビキャンセラーの導入による制限解除

走行中でもテレビやDVDの映像を表示させたい場合、市販の「テレビキャンセラー」や「ナビキャンセラー」と呼ばれる製品を導入する方法があります。これらの製品は、ナビと車両の間に接続することで、走行中の映像表示制限を解除することができます。

例えば、Amazonや楽天市場などでは、MM223D-Lに対応したテレビキャンセラーが販売されています。これらの製品は、配線加工不要でカプラーオンで取り付け可能なものもあり、比較的簡単に導入できます。

導入時の注意点と法的な側面

テレビキャンセラーを導入することで、走行中でもテレビの映像を視聴することが可能になりますが、運転者が走行中に映像を注視することは道路交通法で禁止されています。助手席や後部座席の同乗者が視聴する分には問題ありませんが、運転者が視聴することは違法となります。

また、テレビキャンセラーの導入により、ナビの保証が無効になる場合や、車検時に問題となる可能性もあるため、導入を検討する際は十分に注意が必要です。

まとめ

MM223D-Lでは、走行中に自動でテレビ画面とナビ画面を切り替える設定は標準では搭載されていません。走行中の映像表示制限を解除したい場合は、市販のテレビキャンセラーを導入する方法がありますが、法的な制限や保証、車検への影響を考慮する必要があります。安全運転を第一に考え、適切な方法でナビを活用しましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました