純正ホイール・車高・車高調などを変更せず、ワイトレでツライチ化を狙うE52エルグランドオーナー向けに、実際に装着可能な限界厚を専門知識と実例で解説します。
ワイトレ(ワイドトレッドスペーサー)とは?
ワイトレはホイールとハブの間に挟んで
ホイールの突出量(出面)を調整できるパーツです。ツライチ化や見た目の迫力アップで選ぶ方が多く、フロント・リアで厚みを変えてバランス調整を行います。
E52エルグランドの純正ホイールは6.5J ET45が一般的で、市販されるワイトレの厚みは
10・15・20・25・30mmが主流です。
フロントとリア別の推奨厚と限界値
実際の装着事例では、フロントに20mm、リアに25〜30mmの組み合わせでツライチ仕様にしているケースが多数見られます:contentReference[oaicite:0]{index=0}。
たとえば、「ken‑e52」さんはフロント20mm・リア25mmで車検対応かつはみ出し無しで装着できたと投稿しています:contentReference[oaicite:1]{index=1}。
具体的な実例紹介
●ユーザーA(ダウンサス装着済)
リア20mm装着で純正ホイールでも干渉なし。車高調取り付け時にフロントも追加で装着し、ツライチに。
●ショップ事例(クラフト浜松)
E52で20〜30mm厚ワイトレを装着し、馴染み後の車高でも
ホイールがボディからはみ出さず、バランスの良い出面を実現:contentReference[oaicite:2]{index=2}。
厚み選びのポイントと注意点
- フロント:15〜20mmが安全圏。20mmでツライチだが、30mmは干渉しやすくリスクあり。
- リア:20〜30mmならツライチを作りやすく、車高調との相性も比較的良好。
- 厚みが厚すぎるとハンドリング変化やフェンダー干渉の可能性があるため、車検対応とホイール逃げ確認は必須。
厚み別まとめ表
位置 | 推奨厚 | 限界厚 |
---|---|---|
フロント | 15〜20mm | 25mm(リスク高) |
リア | 20〜30mm | 30mm |
※実車により個体差あり。装着前にメーカー・ショップへ相談し、試走チェックを行ってください。
装着時のチェックリスト
- ハブ径とPCDが一致したワイトレを選ぶ(例:PCD114.3/ハブ径66.1mm)
- ホイールと干渉しない形状か確認
- 長く安全なボルト・ナットが付属しているか確認
- 慣らし後に増し締め&馴染み後の再チェックを行う
まとめ:ツライチの黄金比は20/25〜30mm
E52エルグランドハイウェイスターでツライチ狙いなら、フロント20mm、リア25〜30mmが実用的でバランスの良い組み合わせです。特にフロントは25mm以上だとリスクが上がるため注意が必要です。
まずは15〜20mmで試し、干渉や見た目のバランスを確認しながら、リアに厚みを足していくのが安全かつ確実な方法です。
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