日産ノート e-POWER NISMO(型式HE12)は、そのスタイリッシュなエアロと専用カラーリングで人気を集めています。とくにフロントバンパー正面下部のシルバー部分はデザインのアクセントにもなっていますが、この部位のカラーコードが不明で補修やタッチアップに困るケースも多く見られます。この記事では、実際のオーナーの声や塗装業者の情報をもとに、シルバー部分の塗装に関するヒントをまとめました。
ノート e-POWER NISMOのカラー構成とその特徴
ノート e-POWER NISMOには複数の専用色が使用されており、以下のように構成されています。
- レッド(アクセント): A54(ブリリアントレッド)
- リアバンパーのダークメタリック: KAD(ダークメタルグレー)
- フロントバンパー下部のシルバー: 一般的にカタログ等に明示されていない
このように、シルバー部分については、正式なカラーコードが公表されていないため、補修が必要な場合には近似色の選定や塗装業者との相談が重要です。
フロントシルバー部分の近似色候補
過去に実際に補修を行ったユーザーや板金業者の情報から、以下の近似色が候補として挙げられています。
- K23(ブリリアントシルバー): 日産の定番シルバー、やや明るめ
- K51(ラディアントシルバー): 落ち着いた色調でシックな印象
- K23の上にクリア調整: 実車の色味に合わせて塗装業者が微調整するケースが多い
これらは完全一致ではありませんが、見た目の違和感が少なく、補修・再塗装の際に使われています。
実際にタッチアップや塗装した人の声
あるオーナーは、シルバー部分に飛び石キズができた際、「K23のタッチペンで補修したが、明るさの違いがわずかに気になる」と語っています。一方で、「塗装業者でブレンディング塗装をしてもらったら完璧だった」という声もあり、自己補修かプロに依頼するかで仕上がりに差が出るようです。
なお、社外パーツとして未塗装品が流通している場合もあるため、その場合は塗装前提でK23近似の調合をお願いするのが一般的です。
塗装業者に依頼する際のポイント
シルバーは非常に色合わせが難しい色です。メタリックの粒子感や光の反射具合によって印象が大きく変わるため、タッチペンでは完璧な再現は難しいといえます。
- ブレンディング(周辺と馴染ませる)技術を持つ業者に依頼する
- 事前に「近似色で調合する必要があること」を伝える
- 施工例のある業者を選ぶ(NISMO経験豊富なところが望ましい)
部分補修で済ませるより、最初から全体塗装として見積もりを取った方がコスト面で有利な場合もあります。
まとめ:カラーコードが不明な場合の対処法
ノート e-POWER NISMOのフロントバンパー下部シルバー部分は、正式なカラーコードが判明していないため、補修や塗装を行う場合は以下のような対応が有効です。
- 近似色「K23」または「K51」で対応
- 信頼できる塗装業者に相談し、ブレンディング技術を活用
- 完璧を求めるならプロによる全体塗装
自己補修の場合は仕上がりに差が出る可能性があることを念頭に置き、可能であれば専門業者と相談してから進めるのが安心です。
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