新車購入後にビニールがないのは普通?納車時の状態からわかる本当の“新車”とは

新車

新車を購入したのに「ビニールが全くかかっていなかった」と感じると、「これは本当に新車なのか?」と不安になることもあるでしょう。特にSNSなどで「納車時にビニールを剥がすのが大変だった」という話を聞くと、自分の車との違いに疑問を抱くのは自然なことです。今回は、新車購入時のビニールの有無について、その背景と理由を詳しく解説します。

新車の“ビニールカバー”とは何のため?

新車に施されるビニールカバーは、工場からディーラーまでの輸送時に車を保護するための一時的な措置です。特にシートやステアリングなど、内装部品に汚れや傷がつかないようにする役割があります。

しかし、このビニールは「納車時に外すのが普通」とされており、お客様の手元に届く段階で既に取り除かれていることが一般的です。

納車前にビニールを剥がすのはディーラーの対応

多くのディーラーでは、納車前に内装の清掃や最終チェックを行い、その際にビニールを外します。これは「きちんと整備された状態で車をお渡しする」ためのサービスの一環です。

一方、ディーラーによっては「ビニールは付けたままで納車してほしい」というお客様の希望がある場合、そのまま納車するケースもあります。つまり、ビニールの有無=新車でない、というわけではありません

走行距離で確認する「新車かどうか」の目安

本当に新車かどうかを判断する場合、ビニールの有無よりも大切なのが「走行距離」です。一般的に、新車の走行距離は納車時で10〜30km程度とされています。

これは、工場内の移動や輸送時、納車整備時の移動によるものです。もし100km以上走っている場合は、展示車両や試乗車だった可能性があるため、販売時に説明があったか確認するとよいでしょう。

ビニールがない=中古車?という誤解

新車には多くの場合、出荷証明書や車両登録日、車検証の記載内容があります。これらの情報からも、「その車が登録されたばかりの新車であるかどうか」がわかります。

また、中古車として再登録された場合は、登録日や所有者の履歴が残るため、車両の履歴確認サービスを使うことで安心できます。

他のオーナーはどうだった?体験談紹介

実際のオーナーの声を見てみましょう。

  • 「自分の車はビニールだらけで、納車当日は剥がすのが楽しみでした」(40代男性・プリウス)
  • 「ビニールは全部外されていましたが、ピカピカの状態で違和感はなかったです」(30代女性・ヤリスクロス)

このように、ディーラーの対応やお客様の希望により違いが出るのが実情です。

まとめ:ビニールの有無ではなく納車状態をチェックしよう

納車時にビニールがなかったからといって、それだけで新車でないとは限りません。走行距離や車検証、納車の説明書類などを確認することで、安心して新車であることを確かめることができます。

不安がある場合は、遠慮なく販売店に確認しましょう。透明な対応をしてくれる販売店であれば、誠実に説明してくれるはずです。

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