日本郵便が運送事業許可の取り消しに伴い、約2500台のトラックを売却予定と報道されています。「これらの車両を手に入れたい」と思う方に向け、売却の仕組みや入手ルート、注意点を実例とともに整理しました。
なぜ日本郵便がトラックを売却するのか?
国土交通省による「点呼未実施」などの不正が発覚し、一般貨物自動車運送事業の許可が取消となったため、1トン超のトラック約2500台は5年間使用不能・自社配送不可となりました :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
その結果、保有資産の流動化を図るため売却処分が検討されています :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
入手するにはどうすれば?売却の流れを解説
① 公的機関やオークション会社経由の一括売却
大量処分は通常、入札形式でオークション会社に一括委託されます。個人が直接申込むのは難しく、まずは物流系オークション情報をチェックしましょう。
② 中古トラック販売業者経由
オークションで買い取った業者が整備・登録して販売します。近所の中古トラック屋さんに相談して取り扱い可能か確認してもらうのがおすすめです。
購入時の注意事項は?実例付きで確認
◆整備・車検の有無を確認
「使っていた状態」として販売されるため、名義変更や車検整備が必要なことが多い点に注意。
◆保証の有無
オークションでは基本的に無保証。購入後故障時は全額自己負担となることが多いため、整備記録の有無を確認しましょう。
実例:元配送トラックを個人で購入したケース
あるユーザーは、物流オークションサイトで落札(約100万円)→整備→地方の農業利用として登録。書類の手続きについては、JAFや中古車屋が代行したそうです。
購入から登録まで3〜4週間、整備費用含め約40万円程度の追加費用がかかったとの報告があります。
まとめ:獲得には情報収集と手続き準備がカギ
・日本郵便のトラックは現時点でオークション方式で出品される可能性が高い
・オークション参加→中古業者経由で購入が一般的な流れ
・整備・名義変更・登録などの手続きと費用が必要
準中型免許がある場合は購入・利用のハードルが下がるため、オークション参加や中古業者との連携を意識しながら準備を進めると良いでしょう。
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