ホンダのエイプ50は、そのコンパクトなサイズと軽快な走行性能で多くのバイクファンに愛されています。しかし、純正状態のエイプ50の最高速はどれくらいなのか、また、フロントスプロケットを一丁上げてリミッターカットを施すことでどれだけ性能が向上するのか気になる方も多いでしょう。
今回は、エイプ50の純正最高速と、スプロケ変更やリミッターカットによる性能向上について詳しく解説していきます。
エイプ50の純正状態での最高速
エイプ50は、純正の状態で最高速約60~70km/h程度とされています。これは、エンジンの出力や車両の軽さ、そして法律で定められた制限に基づく設計が影響しています。
特に、エイプ50のエンジンは49ccで、規制が厳しいため、どうしても最高速は一定の制限がかかります。それでも、街乗りや軽いツーリングには十分なスピードを発揮します。
フロントスプロケット一丁上げの効果
フロントスプロケットを一丁上げることで、エイプ50のギア比が変化し、最高速が若干向上します。スプロケットの変更により、エンジンの回転数が減少し、高速域での伸びが改善されるためです。
一般的に、フロントスプロケットを一丁上げると、エイプ50の最高速は約5~10km/h程度向上すると言われています。例えば、純正で最高速が65km/hの場合、スプロケットを変更することで70km/h以上に達することがあります。ただし、上げすぎると低速での走行が重くなり、発進時に力不足を感じることもあるので、バランスが大切です。
リミッターカットの効果と注意点
エイプ50には、出力制限をかけるためのリミッターが搭載されています。リミッターカットを行うことで、この制限が解除され、エンジンの性能を最大限に引き出せるようになります。
リミッターカットを行った場合、最高速はさらに向上する可能性があります。具体的には、リミッターが解除されることでエンジンが回転数をより高く維持でき、さらに高い速度に達することができます。ただし、リミッターカットには車両の保証が無効になる場合があり、またエンジンへの負担が大きくなるため、長期間使用する場合は注意が必要です。
エイプ50の最高速向上の実際の効果
フロントスプロケットの変更とリミッターカットを組み合わせることで、エイプ50の最高速はかなり向上することが確認されています。多くのカスタム車両では、スプロケットの変更とリミッターカットを同時に行うことで、最高速が80km/h以上に達することもあります。
実際に、スプロケットを変更してリミッターカットを施した場合、80~90km/h程度の最高速を実現することもあります。ただし、これにはエンジンやバイクの状態が関係するため、必ずしもすべてのバイクで同じ効果が得られるわけではありません。
まとめ:エイプ50のカスタムで最高速はどう変わる?
エイプ50の最高速は、純正の状態で約60~70km/hですが、フロントスプロケットの変更やリミッターカットを行うことで、最高速は確実に向上します。スプロケットを変更するだけでも5~10km/h程度の向上が見込め、リミッターカットを併用すればさらに高速域に達することができます。
ただし、カスタムにはエンジンや車両に与える影響を考慮することが重要です。性能向上を目指すとともに、バイクの維持や安全性にも注意を払いながら、最適なカスタマイズを施していきましょう。
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