SR400のキャリパー用ピストン&Oリング品番「3JB‑25802‑00(4型)」と「3YX‑W0057‑00(3型)」について、互換性や素材・価格差の理由を気にされている方への情報を整理してまとめました。
品番の違いと適合モデルの概要
「3JB‑25802‑00」は4型SR400用の純正ピストンASSY、「3YX‑W0057‑00」は3型用の後期仕様品番です。多くの部品検索サイトでは、3YX‑W0057‑00が3JB‑25802‑00に統合されたり使われると記載されており、OEM的には互換性があるとされるケースもあるようです :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
交換性についての注意点
ただし、品番が異なるということは内部シール形状や寸法が微妙に違う可能性があります。互換性ありとされても、厳密には推奨されず、シールの収まりやピストンの動きに影響することも考えられます。
安全性重視なら、純正4型用の品番「3JB‑25802‑00」を使うのが無難です。
なぜ価格差があるのか?
3型と4型で約2,000円の価格差がある理由には、以下の要因が考えられます。
- 製造時期や流通在庫による価格差
- 素材の変更(シール材、耐熱耐薬品性など)
- 供給量・流通の希少性による市場価格の違い
ただし、明確に素材仕様が異なると公表されているケースは少なく、価格差=性能差とは言い切れないことも多いです。
実際に選ぶときの判断ポイント
以下を参考に選ぶと失敗が少ないでしょう。
- 車体の型式を確認:4型なら基本的に4型用部品が適切。
- コピー品や社外品を避ける:信頼できる純正品を選ぶ。
- 購入先に品番の適合を事前確認:販売元に「3YX‑W0057‑00が4型に使えるか」を問い合わせておく。
実例や整備現場の声
SR400の整備ユーザーの中には、3型や4型のピストンを混用して装着した例も見受けられますが、シール漏れや動作不良などのリスク報告もあります。ユーザーの声としては、
「3型品番でも見た目は同じだったが、装着後にキャリパーの固着が出た」「結局4型純正品に戻した」といった体験談もあるようです。
まとめ:安価でも慎重に、やはり純正適合が安心
総じて、2,000円の差であっても、SR400キャリパーのピストンは正確な適合品を選ぶのが安全です。互換性があると記されていても、素材やシール形状が微妙に異なる可能性があり、安全運転にも関わる部品です。
最終的には、型式・年式に合った純正品番「3JB‑25802‑00(4型用)」を選び、信頼できる販売元から購入するのが安心・確実です。
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