中古で購入したヤマハ・トレーサー9GT。ハンドルバーは2段階で位置調整ができると聞いて、出荷時にはどちらにセットされているのか気になりますよね。本記事では、調整方法の流れに沿って、メーカー出荷時のポジションについてわかりやすく解説します。
ハンドル位置の調整手順を確認
トレーサー9GT/MT‑09TRAでは、ハンドルバー下部のロアクランプを180°回転させることで、奥(後方)⇔手前(前方)の2ポジションに変更可能です :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
調整は燃料タンクフロントカバーなどを外し、ロアホルダーを緩めて180°回して再固定することで行います。
出荷時(新車時)の標準ポジションは?
海外ユーザー向けフォーラムの情報によると、ロアホルダーには切り欠き(矢印のような形状)があり、その切り欠きが前方(矢印が進行方向を向く)になっていると、“出荷時位置”の向きとされています :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
したがって、中古車購入時に矢印が前を向いていれば、メーカー出荷時そのままのポジションである可能性が高いです。
「奥/手前」の具体的な見かけ】
- 奥(後方)ポジション:ライダーから見るとハンドルがタンク寄りにセットされ、前傾の角度が浅め。
- 手前(前方)ポジション:タンクからハンドルが少し離れ、アップライト(直立)感に近い姿勢。
実際の見た目で判断しづらい場合は、「ロアクランプの切り欠き位置」で判断するのが確実です。
調整後に気をつけるチェックポイント
- 前後左右のトルク締め付け順(フロント側→リア側、20Nm前後)を守る
- ハンドルを左右いっぱいに切って、タンクなどに干渉しないか確認
- ライダーシートとのバランスや走行後の体感違いにも注意
説明書に記載された手順に沿えば、安全かつ簡単に調整できます。
まとめ:出荷時は矢印前向き=奥or手前? 見極めポイントは「切り欠き」
トレーサー9GTのハンドルは、ロアクランプを180°回転させることで2段階に位置変更できます。出荷時標準位置は、ロアホルダーの切り欠き(矢印形状)が前方を向いている状態とされており、見た目が判断しにくい場合はここを目安にしてください。
調整は工具と手順さえ整備すれば簡単ですので、自分に合ったポジションを正しく見極めて快適なライディングを追求しましょう。
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