フランス発のミニバンとして人気を集めるシトロエン・ベルランゴ。中でもファミリー層に根強い支持を受けているのが、3列シート仕様の7人乗りモデルです。今回は、最新のベルランゴ7人乗りの新車価格や、ガソリンモデルの有無、購入時に気をつけたいポイントなどを詳しくご紹介します。
ベルランゴの基本グレードと7人乗りの設定
日本で展開されているベルランゴには主に「SHINE」グレードが存在し、その中に3列シートの7人乗り仕様が用意されています。特に2024年以降のモデルでは、「ベルランゴ ロング(BERLINGO LONG)」というロングホイールベースの7人乗り仕様が注目されています。
シートアレンジが柔軟で、3列目の座席は脱着可能。ファミリーユースだけでなく、趣味やアウトドアなど多目的な使い方に対応しています。
新車価格の目安と諸費用込みの総額
シトロエン・ベルランゴ ロングのメーカー希望小売価格は税込で約439万円(2025年時点)です。ここに諸費用(登録費用、自動車税、重量税、自賠責、納車費用など)を加えると、総額はおよそ470万円〜490万円程度が目安となります。
オプションやディーラー独自のパッケージにより最終価格は上下しますが、比較的コストパフォーマンスに優れた3列シート車として知られています。
ガソリンエンジンは選べる?ベルランゴのパワートレイン
日本仕様のベルランゴは一時期ディーゼルエンジンのみの展開でしたが、現在は1.5Lディーゼルターボのみが正規輸入車として販売されています(2025年6月現在)。
ガソリンモデルはヨーロッパでは存在していますが、日本国内での新車購入は難しい状況です。ガソリンタイプを希望する場合、中古車市場での検索や並行輸入車の検討が必要になります。
維持費や燃費は?購入前に知っておきたいポイント
ディーゼルモデルの燃費は、WLTCモードで約17.0km/Lと非常に優秀。軽油を使用するため、ガソリン車より燃料代が安く済む点も魅力です。
ただし、車体が大きくタイヤやオイルなどの消耗品もやや高額になる傾向があるため、定期的なメンテナンス費用はやや多めに見積もっておくと安心です。
実際に購入した人の声:コスト感と満足度
3人のお子さんがいるKさん(東京都)は、2024年にベルランゴ ロングを新車で購入。「総額で約480万円ほど。高い買い物でしたが、3列目までしっかり使えて、旅行や送迎がとても快適」と語ります。
一方、別の購入者Mさんは「ガソリン車が選べなかったのが少し残念。でも静かなディーゼルと安い燃料代で、むしろ得した気分」とコメント。
まとめ:ベルランゴは広さとコスパのバランスが魅力
シトロエン・ベルランゴの7人乗りモデルは、価格帯としてはミドルクラスながらも、装備の充実度と使い勝手で高く評価されています。ガソリンモデルは日本仕様にはないものの、ディーゼルでも燃費や走行性能に不満は少なく、多人数乗車を快適にこなせる1台としておすすめです。
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