XL1200X(ハーレー・スポーツスター)の純正ロッカーカバーはいったいどんな素材でできているのでしょうか?この記事ではその構造や素材の特性、アフターマーケット品との違いを実例付きで分かりやすく解説します。
素材はアルミダイキャスト+表面仕上げ
純正ロッカーカバーはアルミニウムのダイキャスト(鋳造)製です。
表面にはクロームメッキや粉体塗装(ブラック、しわ仕上げなど)が施されており、耐熱性・耐腐食性を確保しています :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
表面処理のパターンと実例
純正では以下のような仕上げバリエーションがあります。
- ポリッシュ(鏡面):輝きが際立つ反射仕上げ
- クロームメッキ:錆に強く、クラシカルな光沢
- ブラック粉体塗装(しわ仕上げ):マットで落ち着いた表情 :contentReference[oaicite:1]{index=1}
例えば「Wrinkle Black Sportster Rocker Box Cover」はブラック粉体塗装の純正OEM品です :contentReference[oaicite:2]{index=2}。
社外品マーケットとの違い
社外品では:
- ビレットアルミ削り出し:高精度だが高価格
- 軽量素材+メッキ/塗装:見た目重視だが純正ほど耐熱・耐腐食は劣る傾向
たとえばRSDブランドのカバーはビレットアルミ削り出しで、クロームやブラック仕上げの高級感があります :contentReference[oaicite:3]{index=3}。
素材選びのチェックポイント
純正アルミダイキャスト製は以下が魅力です。
- メーカー基準の耐熱&耐腐食性
- エンジンとの親和性(フィッティング精度)
- 後々の再塗装や交換パーツの入手が容易
対して社外品では。
- 加工精度や耐久性はブランドにより差がある
- 個性的な見た目重視ならビレット/メッキモデルもあり
取り付け・メンテナンスの実例
純正カバー交換時には、ガスケットは新品交換推奨です。
例えばCometicのガスケットは強化素材で信頼性高く使えます :contentReference[oaicite:4]{index=4}。
トルク値は純正アルミ製で6~9 ft‑lb(アルミなら6、鉄なら7)程度が適正です :contentReference[oaicite:5]{index=5}。
まとめ
純正のXL1200X用ロッカーカバーは、アルミダイキャストにクローム/粉体塗装仕上げで、耐久性・耐熱性・フィッティング精度に優れています。
カスタムや見た目重視の場合は、ビレット削り出し社外品も選択肢に。交換時はガスケットやトルクにも注意を払いましょう。
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