バイクが好きであれば、複数台持ちたいという気持ちは自然なことです。XSR125からCBR650Rまで、ジャンルも排気量も異なる7台を欲しいと思うのは、バイク好きとして極めて正常な感情です。しかし、現実的には「どうすれば7台持てるのか?」という壁に直面します。この記事では、複数バイク所有の現実と、そのためにできる具体的なステップを解説します。
7台欲しい気持ちは間違いじゃない
まず大前提として、「バイクを何台持ちたいか」に正解はありません。XSR125のような軽快なネオレトロモデルから、CBR650Rのようなミドルスーパースポーツまで、使い分ける楽しみはライダーにとって大きな魅力です。
たとえば、通勤にはトリシティ155、ツーリングにはジクサーSF250やYZF-R25、気分転換にはXSR125、タンデムはエリミネーター400、スポーツ走行はCB650RやCBR650Rというように、シーン別で使い分けられるという点がバイク複数所有の魅力です。
費用シミュレーション:どれだけお金がかかる?
7台を新車で購入した場合の大まかな目安。
- XSR125:約50万円
- トリシティ155:約60万円
- ジクサーSF250:約55万円
- YZF-R25:約70万円
- エリミネーター400:約85万円
- CB650R:約105万円
- CBR650R:約115万円
合計:約540万円+任意保険、税金、維持費など。月極駐車場やガレージ代も無視できません。維持費込みで年間100万円前後と見積もると、5年で1,000万円近くになります。
現実的に7台持つ方法とは?
すぐに7台一気に揃えるのは非現実的かもしれませんが、以下の方法で徐々に実現していくことは可能です。
- 1台ずつ増やす:中古車活用:中古車であれば半額以下で手に入ることも。例えば、ジクサーSF250の中古なら30万円以下も多数。
- ガレージを確保する:自宅に保管スペースがあるか、近隣に月極ガレージを契約できるかが重要。
- バイクシェアやレンタルも視野に:必ずしも所有にこだわらず、「所有+レンタル併用」で台数を補うのも現実的。
- 整備や保険は一本化できるか検討:マルチバイク保険や自分での整備スキルを持つことでコストダウンが可能。
バイクライフの質を重視するという考え方
本当に7台必要なのか?という問いも自問自答の価値があります。実は「2台体制で満足できる」ことも多く、XSR125+CB650Rのように軽量機+大型の組み合わせが使い勝手と楽しさのバランスに優れる場合も。
ただし、「欲しいから揃えたい!」という気持ちは立派な理由です。所有すること自体に意味があるのもまた、趣味の世界ならでは。
まとめ:夢を現実にするには計画が大事
複数バイクを持つことは、決して夢物語ではありません。少しずつ揃える、中古車を活用する、維持費を工夫するなどの方法で、7台所有も十分に目指せます。「バイクが好き」という情熱を大切にしつつ、計画的に、かつ自分にとってベストな所有スタイルを見つけてください。
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