大学生が年間120万円で楽しめるMTスポーツカー5選｜コスパ・走り・維持費で徹底比較

限られた予算の中でも、車好きな大学生にとってマニュアル（MT）車での走りを楽しむことは大きな魅力です。この記事では、年間120万円の予算（アルバイト月10万円×12ヶ月）で運用可能なMTスポーツモデルについて、コストと走行性能のバランスを中心に比較・解説します。

◆ 比較する5台の特徴と魅力

今回紹介する車種は以下の通りです。

いずれもMT仕様で、走りを楽しむには十分なポテンシャルを持っています。

スズキ・アルトワークス（HA36S）は最も低コストで運用できる一台。軽自動車のため保険料や税金が安く、燃費も優れています。

街乗り中心の学生生活に最適で、トルクのあるターボエンジンとキビキビした走行性能も魅力です。

トヨタ・86（ZN6）はFRスポーツならではのバランスとハンドリングが魅力。峠やワインディングでの走りは他のモデルでは味わえない爽快感があります。

ただし維持費は高めで、車両価格・タイヤ・燃費・任意保険のコストも無視できません。

スズキ・スイフトスポーツ（ZC32S/ZC33S）は、価格・維持費・走りのバランスが取れた選択肢です。

ZC32Sは中古価格が比較的安く、ZC33Sは最新型でターボ＋6MTによる力強い走りが特徴。燃費も良好です。

軽オープンスポーツとして唯一無二の存在がホンダ・S660。運転の楽しさはトップクラスですが、実用性（荷物・後席）は最小限です。

趣味性が高く、維持費も軽自動車なので抑えられる反面、車両価格が高くなりがちなのが難点です。