マイナ免許証(デジタル運転免許証)にすると手数料はかかる?有効期限や更新費用も徹底解説

運転免許

2024年から一部地域で運用が始まった「マイナ免許証」は、マイナンバーカードと運転免許証を一体化させた新しいデジタル身分証です。これにより免許証の持ち歩きが不要になったり、スマホで確認できるなどのメリットがあります。しかし、導入にあたっては手数料や有効期限など、事前に知っておくべき注意点も存在します。本記事では、マイナ免許証に関する費用や更新方法について詳しく解説します。

マイナ免許証とは?仕組みと導入背景

マイナ免許証は、マイナンバーカードと運転免許証の情報を一体化させたもので、マイナポータルなどを通じてスマートフォン上で確認・提示できるようにする取り組みです。物理的なカードの免許証も引き続き有効ですが、デジタル化による利便性向上が目的とされています。

現在は一部の都道府県から段階的に展開されており、全国展開に向けた整備が進められています。

マイナ免許証にかかる手数料は?

マイナ免許証の導入自体に特別な手数料はかかりません。通常の運転免許証の更新手続き時に、マイナンバーカードとの連携を希望することで登録が行われます。

つまり、従来通りの免許更新手数料(例:優良運転者なら3,000円程度)を支払うだけで、追加費用は不要です。ただし、暗証番号を忘れていたり、マイナンバーカードの券面が破損している場合には再発行費用が発生することがあります。

マイナンバーカードの有効期限と注意点

マイナンバーカードの有効期限は、発行から10年間(20歳未満は5年間)です。しかし、電子証明書の有効期限は5年間であるため、マイナ免許証を利用し続けるには、電子証明書の更新が必要になります。

電子証明書の更新は市区町村の窓口で行われ、通常は無料ですが、カードの更新時期と重なると再発行手数料(数百円)がかかることもあります。

マイナ免許証の更新手続きはどうなる?

運転免許証の更新とマイナンバーカードの電子証明書更新は、それぞれ別の手続きになります。運転免許証の更新時にマイナンバー連携を再設定する必要はありませんが、電子証明書の更新を忘れてしまうとマイナ免許証の機能が一時的に使えなくなります。

更新の通知は基本的に郵送やマイナポータル上で行われます。通知を見落とさないようにし、マイナンバーカード自体の有効期限も常に意識しておくことが重要です。

マイナ免許証のメリットとデメリット

メリット:

  • スマホで免許証を提示できる
  • 身分証の一体化による持ち物削減
  • 引越し後の情報更新がオンラインで可能

デメリット:

  • 電子証明書の期限切れに注意が必要
  • スマホを持っていない人は恩恵が少ない
  • 一部サービスや機関で提示不可な場合も

まとめ:マイナ免許証は基本無料、更新費用は通常の範囲内

マイナ免許証の利用にあたって追加手数料は基本的に発生しません。気をつけるべきはマイナンバーカードの電子証明書の更新期限と、有効期限切れに伴う再発行費用です。

今後、マイナ免許証が広く普及すれば、免許更新手続きや本人確認の手間がさらに軽減される可能性もあります。費用面での不安はほとんどないため、マイナンバーカードを活用したい方には前向きに検討してみる価値があります。

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