新車にエアロを後付けする際の色合わせは必要?塗装と装着の注意点を解説

新車

新車購入にあわせて社外エアロパーツを取り付ける際、塗装済のパーツでも“色合わせ”が必要になるケースがあります。特にブラック系カラーのように光の加減で微妙な差が出やすい色では、塗装仕上げや取付け位置によって印象が変わることも。本記事では、モデリスタなどのエアロを新車に装着する場合の塗装や色合わせに関する基礎知識と注意点を解説します。

なぜ新車でも色合わせが必要になるのか

同じカラーナンバー(例:202ブラック)であっても、塗装する場所の素材や温度、吹き方の違いで微妙に色味がズレることがあります。ボディは鉄、エアロは樹脂というように異素材であることも、その原因の一つです。

特にブラック系は光の反射がシビアなため、角度や天候によって色の違いが目立ちやすく、プロによる現車合わせでの塗装が推奨される理由です。

修理工場での再塗装時に確認すべきポイント

  • カラーナンバーの確認:車検証やエンジンルームのラベルで確認できます。
  • 調色の精度:塗料は調色して作るため、修理工場に現車で色合わせを依頼しましょう。
  • 艶の仕上がり:クリア塗装の工程で仕上がりの光沢が変わるので、「艶あり」か「マット」か希望を伝えるのが重要です。

ディーラー持ち込み時に気をつけるべき点

塗装後のエアロをディーラーに持ち込む際は、以下の点に注意してください。

  • 塗装の傷防止のため、納品前に梱包状態を確認
  • 取り付け位置のズレによる色ズレが目立たないか事前確認
  • 保証の有無:持込部品は保証対象外になる場合もあるので確認必須

新車であっても、純正パーツ以外の後付けエアロは基本的にディーラー責任ではなくユーザー責任での取り扱いとなるケースが多いです。

エアロ塗装の実例と仕上がりトラブル事例

たとえば、白色(パール)から202ブラックへ再塗装し、C-HRに取り付けた事例では、光が当たる角度で若干トーンが異なって見えるといった報告があります。

また、ディーラーで「取り付けは可能だが色味に関するクレームは受け付けない」と言われたというケースも。プロに任せるからこそ、依頼内容は明確に伝えることが重要です。

色合わせ精度を高めるためのアドバイス

  • 塗装前に現車とエアロを並べて光の加減で色の違いをチェック
  • 実績のある板金塗装業者を選ぶ
  • 「3コートパール」や「メタリック」など特殊塗装は追加費用を想定

細部までこだわるなら、可能な限り塗装・取り付けまで一貫して対応できる業者を選ぶのが理想です。

まとめ:新車でも色合わせは慎重に。理想の仕上がりは準備次第

モデリスタなどの後付けエアロを新車に装着する際、たとえ同じ色でも現車に合わせた調色や仕上がり確認はとても重要です。特にブラック系カラーは色ムラが目立ちやすく、想定と違う印象になることもあるため、事前準備と職人の技術が仕上がりを左右します。

後悔のないカスタムを実現するためには、色合わせと取り付けの専門性を信頼できる業者に依頼し、自分の理想を明確に伝えることが大切です。

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