夏の暑さや紫外線対策として注目されているのが、カーフィルムの中でも特に機能性の高い「IRカットフィルム」です。今回はカローラクロスにIRカットフィルムを施工する際の費用相場や効果について、実際の使用感やメリットを交えて詳しく解説します。
IRカットフィルムとは何か?
IRカットフィルムとは、赤外線(IR)をカットする機能を持つカーフィルムのことです。紫外線(UV)カットフィルムと違い、赤外線による車内温度上昇を抑える効果があるため、夏場の快適性を向上させるのに最適です。
例えば、真夏の直射日光が照りつける車内でも、IRカットフィルムを施工することで、シートやダッシュボードの表面温度が数度下がることが実証されています。
カローラクロスにIRカットフィルムを施工するメリット
カローラクロスはSUVということもあり、ガラス面積が広めです。リア3面とパノラマルーフへの施工により、以下のようなメリットが得られます。
- 直射日光による熱を抑制し、エアコンの効率がアップ
- 室内のプライバシー確保とガラスの飛散防止
- UV・IRによる内装の劣化を防止
特にお子様連れの家庭や、長距離運転が多いユーザーには高い快適性を提供します。
施工費用の相場は?
IRカットフィルムの施工費用は、フィルムのグレードや施工業者によって異なりますが、カローラクロスの場合、おおよその目安は以下の通りです。
施工部位 | 費用目安 |
---|---|
リア3面 | 30,000〜45,000円 |
パノラマルーフ | 10,000〜20,000円 |
合計 | 40,000〜65,000円程度 |
市販のフィルムを自分で貼ることも可能ですが、綺麗に仕上げたいならプロ施工がおすすめです。
IRカットフィルムの選び方のポイント
IRカット性能だけでなく、可視光透過率にも注意しましょう。あまりに濃すぎるフィルムは車検に通らない場合があります。日本の法令ではリアガラスには制限がないものの、フロントガラスや運転席側は可視光線透過率70%以上が必要です。
パノラマルーフの場合は、スモークが濃すぎると開放感が失われるため、薄めのフィルムを選ぶ人も増えています。
施工タイミングと注意点
納車直後に施工するのが理想的です。ディーラー経由でも依頼できますが、カー用品店やフィルム専門店の方が選択肢が多く、コストを抑えられることがあります。
また、施工後はフィルムの乾燥期間として数日〜1週間ほど窓の開閉を控えるのが一般的な注意点です。
まとめ:IRカットフィルムで快適なカローラクロスライフを
IRカットフィルムは、カローラクロスのようなSUVの広いガラス面と非常に相性がよく、快適性・安全性・プライバシー保護において大きなメリットをもたらします。リア3面とパノラマルーフを対象に施工した場合、費用は約4〜6万円が相場です。
夏の暑さ対策やUV・IRから車内を守るためにも、早めの施工を検討してみてはいかがでしょうか。
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