ナンバープレートは引き継げる?車を買い替えたときの希望番号制度と注意点

カスタマイズ

車を買い替える際、ナンバープレートは新しいものに変わると思っている人が多いですが、実は一定の条件を満たせば同じナンバーを引き継ぐことが可能です。本記事では、ナンバープレートを引き継ぐ仕組みや制度、注意点について解説します。

ナンバープレートの基本構造と分類

日本のナンバープレートは、地名・分類番号・ひらがな・4桁の番号で構成されています。例えば「品川 300 あ 12-34」のように表記され、車の用途や登録地、車両区分によって分類番号が異なります。

このうち、希望番号制度で選べるのは主に「4桁の数字」の部分です。それ以外の要素(地名や分類番号)は条件次第で変わる可能性があります。

希望番号制度を利用すれば同じ番号が可能

車を買い替えると基本的にナンバープレートも変わりますが、希望番号制度を利用することで、以前と同じ番号を新しい車にも使用することができます。

この制度は誰でも利用でき、運輸支局や指定の窓口、またはオンラインで申し込みが可能です。ただし、人気の番号(例:7777、8888など)は抽選となる場合があります。

ナンバーを引き継げる主な条件

ナンバーの引き継ぎが可能な条件には次のようなものがあります。

  • 登録する車の用途が同じであること(例:自家用乗用車→自家用乗用車)
  • 登録地域が変わらないこと(例:品川ナンバーの車を同じ品川で再登録)
  • 同じ種類のナンバーを選ぶこと(例:普通車→普通車)

例えば、同じ人が品川で登録していた「品川 300 あ 12-34」の車を買い替える際、新しい車も品川で登録し用途が同じであれば、希望番号として「12-34」を指定することで同じナンバーを取得することができます。

他人でも同じナンバーを持っている場合がある?

他人の車であっても「見た目が同じナンバー」に見えるケースは存在します。その理由は、ナンバーの地域・分類番号・ひらがなが異なれば、同じ4桁の数字でも重複可能だからです。

たとえば「品川 300 あ 12-34」と「世田谷 500 い 12-34」は全く別のナンバーとして扱われます。見た目だけでは「12-34」が同じに見えますが、実際には異なる登録です。

ナンバープレートを維持したいときの手続き方法

車を買い替える際に同じナンバーを使いたい場合、希望番号申込サービスからオンライン申請が可能です。受付完了後、約1週間前後で交付可能となります。

申し込み時に必要なのは以下の情報です。

  • 車検証の内容
  • 使用者・所有者の情報
  • 希望する4桁の数字

希望番号は有料で、交付料金は地域によって異なります(概ね4,000円〜6,000円程度)。

まとめ

車を買い替えても、条件さえ整えばナンバープレートの4桁の数字を引き継ぐことは可能です。他人の車であっても見た目が同じナンバーに見えるのは、地名や分類が異なっている可能性が高いです。ナンバープレートにこだわりがある場合は、希望番号制度を活用するのがおすすめです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました