エブリイバンとワゴンの選び方で迷うのは、やはり「重たい荷物を積む時に足回りは大丈夫か」という点ですよね。本記事では、6型(DA64系)のバンとワゴンの足回り構造の違いを解説しながら、ワゴンでも安心して使える理由と選ぶ際のポイントをわかりやすく案内します。
足回りの基本構造は共通だが、チューニングが違う
バンもワゴンも、<span style=”color:blue;”>マクファーソンストラット(前)+トーションビーム+コイルスプリング(後)の基本設計は同じです:contentReference[oaicite:1]{index=1}。
ただし、バンは荷重重視の仕様、ワゴンは衝撃緩和や快適性重視でダンパー性能やスプリングレートに微調整が加えられています。
衝撃吸収性能の違いと運転感覚
具体的には、バンは「伸び側ダンパー中心」、ワゴンは「伸び・縮み両方に対応」した制御がなされていて、ワゴンの方が乗り心地がソフトです:contentReference[oaicite:2]{index=2}。
したがって、人を乗せるならワゴンの快適さは強みとなりますが、重機や水を積むと衝撃吸収能力が追いつかない場面もあります。ただし、耐久性そのものが劇的に劣るわけではありません。
重積載が多いならバンの方が安心?でもワゴンでも工夫次第
バンには補強されたサスペンションにより、過負荷にも強く安定性がありますが、ワゴンでも次のような対策で重積載に対応可能です。
- スプリング強化やダンパー換装
- 荷重バランスを考えた積載位置
- 定期的な足回りの点検・メンテナンス
こうしたチューニングにより、ワゴンでも「荷物にも人にも優しい仕様」にカスタムできます。
実例:ショック交換で乗り心地と積載性を両立
あるユーザーは、ワゴンのショックをバン用に交換し、スプリングを少しハード仕様に振った結果、50kg程度の重機でも車高変化なし・乗り心地も確保できたと報告しています。
まとめ:足回りはほぼ同じ、チューニングで差が生まれる
・基本構造は完全一致。
・バンは仕事向けに重荷重チューン、ワゴンは快適寄りにチューンされている。
・耐久性は同等だが重積載に備えたいなら強化やメンテが有効。
・ワゴンでも荷物+人の両立は可能。
「高頻度で重機や水などを積む」のでなければ、ワゴンの快適性と見た目を優先しても大丈夫です。必要に応じた強化を施せば安心して使えますよ。
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