ドライブレコーダーは何年で買い替える?高温による故障リスクと対策を解説

車検、メンテナンス

夏場の酷暑が続く中、車内に取り付けられているドライブレコーダーの耐久性について不安を感じる方も多いのではないでしょうか。特に3年以上使用しているドライブレコーダーでは、故障や異常が発生しやすくなるタイミングです。本記事では、ドライブレコーダーの買い替え時期や高温対策、選び方のポイントまで解説します。

ドライブレコーダーの平均寿命は?

多くのメーカーは、ドライブレコーダーの耐用年数を「約2~3年」と設定しています。特に夏場の高温(車内は70度以上になることも)によって、内部の電子部品やレンズ、液晶が劣化しやすく、動作不良の原因になります。

とくにバッテリー内蔵型や液晶付きのモデルは熱に弱く、夏季に壊れるケースが多発しています。

故障前提で買い替えるべき?

「いつか壊れるもの」と割り切って、2~3年ごとの買い替えを前提に予算を組むのがおすすめです。事故やトラブル時に肝心の録画ができていない…という事態は避けたいものです。

また、録画画質や保存容量も年々進化しているため、数年ごとの買い替えで性能向上の恩恵も受けられます。

耐熱性の高い製品を選ぶには?

  • 耐熱温度60~70℃以上の製品を選ぶ
  • コンデンサー型(バッテリー非搭載)は熱に強い
  • 駐車監視機能を多用しない方が寿命が延びる

例:コムテックやユピテルの高耐熱モデルでは、耐熱設計を重視した製品もラインナップされています。購入時に必ず耐熱温度を確認しましょう。

夏の高温による劣化を防ぐコツ

① 駐車中はサンシェードや断熱フィルムを活用
直射日光を遮ることで、機器の熱暴走を防げます。

② 使用しない時は取り外す
コンパクトなモデルなら簡単に取り外せるため、夏場の駐車中は外しておくのも一つの方法です。

③ 定期的な動作チェック
録画状況や画質を定期的に確認して、異常があれば早めに対応しましょう。

実際の故障事例と声

例:3年使用後に突然フリーズ。真夏の駐車場で熱による基板故障が発覚。修理費は買い替えより高く、結果として買い替えに。

例:走行中に前方カメラが草原のような画像に変化。高温による撮像素子の劣化が原因。保証期間外で対応不可。

まとめ:安心を保つための買い替えサイクルとは

ドライブレコーダーは「壊れてからでは遅い」機器です。特に高温多湿の日本の気候では、3年を目安に買い替えを検討し、安全・安心の運転環境を整えることが推奨されます。耐熱性能の高いモデルを選び、日々のケアで少しでも長く使える工夫も忘れずに。

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