リモコンジョグSA16Jにパワーフィルターを取り付け、ジェット類を変更した後にエンストしてしまう問題が発生している場合、いくつかの原因と対処法があります。本記事では、エンストの原因を特定し、どのように改善するかについて詳しく解説します。
エンストの原因は何か?
エンストの原因として考えられるのは、主にキャブレターのセッティングの問題です。パワーフィルターを取り付けた場合、エアフローが変化し、純正のジェット類では燃料と空気の比率が合わなくなることがあります。特に急なカーブでアクセル全開にしたときにエンストする場合、キャブレターのセッティングが不適切である可能性が高いです。
また、低回転での加速時にエンストすることがあるため、ミクスチャースクリューやジェットのサイズを調整する必要があるかもしれません。
ジェット類のセッティングを再調整する
パワーフィルターを取り付けた際にジェット類を変更した場合、その後のセッティングが非常に重要です。純正の70番から85番にジェットを上げたということですが、急加速時やカーブでのエンストは、ジェットが大きすぎる、または小さすぎることが原因である可能性があります。
まず、ジェット類を再確認し、サイズが適切かどうかを確認しましょう。特に、スロー系ジェットとメインジェットのバランスが重要です。メインジェットを大きくしすぎると、低回転でエンストすることがあります。これを改善するために、メインジェットを一度戻して試走し、エンストが解消されるか確認することをおすすめします。
ミクスチャースクリューの調整
次に、ミクスチャースクリューの調整を行いましょう。ミクスチャースクリューが適切に設定されていないと、低回転時にエンストしやすくなります。特に、アクセル全開で走るときにエンストするという症状が出る場合、ミクスチャースクリューの調整が必要な場合があります。
ミクスチャースクリューを微調整し、エンジンがスムーズに回転するように設定してください。通常、1~2回転の調整で改善が見込めることがあります。
スパークプラグの状態も確認
スパークプラグが汚れている、または劣化していると、エンジンの調子が悪くなり、エンストを引き起こすことがあります。特に、ジェットの変更後は、スパークプラグにカーボンが溜まりやすくなるため、定期的に点検し、必要であれば交換することをおすすめします。
スパークプラグの色を確認し、適切な燃焼状態にあるかをチェックしてください。黒いカーボンが付着している場合は、燃料が濃すぎるサインです。
まとめ
リモコンジョグSA16Jにパワーフィルターを取り付けてエンストする問題を解決するためには、ジェット類の再調整、ミクスチャースクリューの調整、スパークプラグのチェックが必要です。これらの調整を行うことで、急なカーブでもアクセル全開で走ることができるようになります。エンジンの調子を確認しながら、最適なセッティングを見つけてください。
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