新車や新古車を購入する際、オプション装備に関する情報は重要な決定要素のひとつです。しかし、販売店やディーラーからの説明が間違っていた場合、納得のいかないまま契約してしまうケースもあります。この記事では、日産セレナC28のハイウェイスターV（ガソリン車）で12.3インチナビが本当に選べなかったのか、誤案内があった場合に取れる対応策について解説します。
セレナC28・ハイウェイスターVに12.3インチナビは装着可能？
結論から言うと、セレナC28・ハイウェイスターVのガソリン車にも12.3インチナビはメーカーオプションとして設定されています。e-POWER専用というわけではなく、グレードやオプションパッケージによって選択可能です。
たとえば「アドバンスドドライブアシストディスプレイ」や「プロパイロット」などとセットで用意される場合もあるため、販売店がオプション構成を誤認した可能性は否定できません。
なぜ「選べない」と説明されたのか？販売店の案内ミスの背景
新古車販売店や一部ディーラーでは、装備情報のアップデートが不十分だったり、e-POWERとガソリン車の装備差を混同していたりすることがあります。特に新型車やマイナーチェンジ直後はこうしたミスが起きやすい傾向にあります。
また、新古車の場合は「既に発注済みの車両」をベースに販売していることも多いため、すでに装備内容が確定しており、あとから変更できない状態だった可能性も考えられます。
契約後・納車後に説明ミスが発覚した場合の対応方法
もし販売店の説明に誤りがあり、希望していた12.3インチナビが本来つけられたにもかかわらず、案内ミスで9インチにされた場合、以下のような対応を検討することができます。
- ① 販売店へ正式に説明内容の確認と対応の要望を申し出る
- ② 契約書にナビのサイズや装備希望が記載されているか確認する
- ③ 消費生活センターなど第三者機関へ相談する
販売店側に明確な過失があった場合、差額補填やディスプレイ交換などの交渉が可能なケースもあります。ただし、契約書に明示されていない場合は、法的には「契約内容通り」と見なされてしまうため、丁寧な交渉がカギになります。
ナビの後付け交換は可能？費用や制限はある？
12.3インチのナビは、後からディーラーオプションや市販品として取り付けることも技術的には可能です。ただし、純正品での交換には高額な費用がかかり、車両の制御系との互換性も慎重に検討する必要があります。
ディスプレイだけでなく、周辺機器（バックカメラ、ステアリングスイッチ、地デジチューナー等）との連携設定もあるため、ディーラーや専門業者と相談のうえ見積もりを取りましょう。
実例：同様の案内ミスに対する補償があったケース
過去には、別車種で「ディーラーが装備可能と誤認したため、購入者が希望していないグレードを契約してしまった」ケースにおいて、販売店側がオプション費用の一部を補填した事例があります。
その際も、契約書の内容や販売時の記録（メモやメール、録音）が交渉材料となったため、証拠を残しておくことが非常に重要です。
まとめ：事実確認と丁寧な交渉が納得の鍵
セレナC28・ハイウェイスターVのガソリン車でも12.3インチナビは本来装着可能なオプションであり、販売店の説明が間違っていた可能性は否定できません。
納得できないまま終わらせず、まずは販売店に説明内容の確認を求め、可能であれば補償や対応の申し入れをしましょう。契約内容や証拠の有無により対応の可否が左右されるため、冷静に対処することが重要です。
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