2012年製トヨタ純正ナビ「NHZN-X62G」にAmazon Fire TV Stickを接続し、車内でストリーミング映像を楽しみたいという方が増えています。本記事では、必要な機材と接続方法、注意点をわかりやすく解説します。
Fire TV Stickを接続するために必要なもの
このナビはHDMI入力非対応のため、Fire TV Stickの映像信号をアナログに変換する必要があります。必要な機材は以下の通りです。
- HDMI to RCA変換アダプタ
- RCAケーブル(赤白黄、両端オス)
- トヨタ純正ナビ用外部入力ケーブル(AV-IN対応)
- USB電源供給用のシガーソケットUSBチャージャー
Fire TV Stick自体はWi-Fi環境が必要なので、テザリング対応のスマートフォン(iPhone等)があれば接続可能です。
配線の流れと接続手順
配線は以下のようになります。Fire TV Stick → HDMI to RCA変換器 → RCAケーブル → 外部入力ケーブル → ナビ本体です。
また、Fire TV Stickは常に電源供給が必要なので、車のシガーソケットに挿せるUSBチャージャーを使って給電します。
注意点と事前確認
HDMI to RCA変換器には「電源供給が必要なタイプ」と「不要なタイプ」がありますが、安定動作には電源付きがおすすめです。
また、純正ナビによっては外部入力が使用できる状態でないこともあるため、メニュー画面で「AV入力」または「ビデオ入力」が表示されるか確認しましょう。
動作確認のコツ
接続後、ナビの「外部入力」モードを選択し、Fire TV Stickが起動していることを確認してください。
映像が映らない場合は、変換器の電源が入っているか、配線が正しいかを再度確認しましょう。
実際の設置例
例:20系ヴェルファイアにFire TV Stickを接続したケースでは、以下の組み合わせで成功しています。
- HDMI to RCA(5V電源付き)
- RCAケーブル(1m程度)
- ナビ外部入力ハーネス(市販品)
- iPhoneテザリング+シガーソケットUSB
エンジンON時のみ電源供給される配線にすることで、バッテリー上がりを防止できます。
まとめ:車内で動画を楽しむなら事前準備がカギ
トヨタ純正ナビ「NHZN-X62G」にFire TV Stickを接続するには、RCA変換と外部入力ケーブルを活用するのがポイントです。iPhoneテザリングとシガーソケットを併用すれば、快適に車内でストリーミングを楽しめます。
安全運転を心がけながら、移動時間も充実した映像体験に変えてみてはいかがでしょうか。
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