軽自動車でも快適な運転ポジションを確保したい――とくに高身長の方にとっては、シートのスライド量や足元空間の広さはとても重要なポイントです。今回は、人気軽ハイトワゴンの現行型N-BOXに注目し、スペーシアやタントとの比較や、高身長ドライバーが快適に運転できるのかを詳しく検証します。
現行型N-BOXの運転席スライド量は十分か?
現行型N-BOX(JF3/JF4型)は、ホンダが「広さ」と「快適性」に力を入れて開発したモデルで、運転席のスライド量は約260mm(26cm)確保されています。この数字は、軽自動車の中でもトップクラスです。
特に前席まわりのパッケージングが工夫されており、ペダル位置やステアリングとのバランスも良く、足元にゆとりを感じるドライバーが多いです。
スペーシア・タントとのシートスライド量比較
以下は、主要3車種の運転席スライド量の比較です。
車種 | 運転席スライド量 |
---|---|
ホンダ N-BOX | 約260mm |
スズキ スペーシア | 約240mm |
ダイハツ タント | 約250mm |
こうして比較すると、N-BOXは最も長いスライド量を誇り、高身長の方にも配慮された設計と言えるでしょう。
高身長でも運転しやすい?具体的な着座感とは
実際に180cm以上の方がN-BOXを運転したレビューでは、「ひざが当たらず余裕がある」「腰の位置も自然」といったポジティブな声が多く見られます。前席のフラットフロア構造や、座面の上下調整幅も広めで、体格に合わせた調整がしやすくなっています。
一方で、初代N-BOX(JF1/JF2型)では運転姿勢が窮屈に感じられるという声もあり、現行型ではその反省を活かして改良されています。
助手席や後席との連動性も評価ポイント
N-BOXは助手席のスライド量も広く、前後席間のスペースに余裕があります。そのため運転席を最大限下げても、後席に乗員がいても窮屈さが軽減される設計です。
これにより、高身長ドライバーでも家族や同乗者に配慮しながら快適な姿勢を確保できるのがN-BOXの強みといえます。
まとめ:N-BOXは高身長ユーザーにも安心の一台
現行型N-BOXは、運転席のスライド量が最大約260mmとクラス内でもトップレベル。スペーシアやタントと比べても遜色なく、むしろ足元の広さでは一歩リードしています。
とくに高身長の方や、シート位置にこだわりたい方にとっては、N-BOXは非常に快適な選択肢です。ぜひ一度、実車でシート調整を試してみることをおすすめします。
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