90年代のレーサーレプリカとして人気のあるヤマハFZR400R(3EN2)は、現在では旧車カテゴリーに入りコレクター需要も高まっています。そのため所有している人の間では盗難リスクを心配する声も増えています。ここでは車種特性と現在の盗難傾向から実情を整理します。
FZR400R 3EN2の盗難リスクは高いのか
結論から言うと、現代の現行大型スポーツ車ほど「狙われやすい車種」ではありませんが、油断できない部類に入ります。
理由は旧車レーサーレプリカの再評価による相場上昇と、部品需要の高さにあります。特に外装・エンジン・フレーム関連は流通数が少なく、パーツ目的の盗難リスクがあります。
また400ccクラスは車体が比較的軽く、複数人での積載盗難(トラック積み込み)に適している点も弱点です。
なぜ今FZR400Rが狙われやすくなっているのか
近年は90年代スポーツバイクの価格が上昇しています。NSR・RGV・TZR系と同様に、FZRシリーズも海外人気やレストア需要で相場が動いています。
盗難犯は「高額転売できる車両」か「パーツが高値で売れる車両」を狙う傾向があり、3EN2は後者寄りのリスクがあります。
特に純正カウル、ホイール、CDIなどは入手困難で価値が上がっています。
盗難されやすい保管環境
屋外のカバーのみ保管は最も危険です。車種を特定されなくても旧車スポーツは狙われます。
人通りが少ない住宅街、夜間無人になる月極駐車場もリスクが高い環境です。
ハンドルロックのみの状態は数秒で突破されるため防犯としては不十分です。
有効な盗難対策
旧車は「複数対策」が重要です。
例として、極太チェーン+地球ロック+ディスクロック+アラームの組み合わせが現実的です。
ガレージ保管が理想ですが、難しい場合は監視カメラ・センサーライトの併用も効果があります。
カバーは透けない厚手タイプを使用し、車種が特定できないようにすることも大切です。
盗難保険の検討も重要
旧車は保険対象外と思われがちですが、車両保険や盗難補償付きプランを扱う会社もあります。
相場が上がっている今は、補償金額の見直しも検討すべきポイントです。
まとめ
FZR400R(3EN2)は突出して盗難多発車種ではありませんが、旧車価値の上昇により狙われる可能性は十分あります。
特に屋外保管や単体ロックのみの状態は危険で、複数の防犯対策を組み合わせることが現実的な対策です。
大切な車両を守るためには「盗まれにくい環境を作る」ことが最も効果的です。


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